
3人家族の平均的な生活費はいくら?内訳や節約方法をまとめました!
今回は、新生活を迎える前に押さえておきたい、3人家族の平均的な生活費やその内訳、生活費を節約するためのポイントなどをご紹介します。
2025.01.31
部屋を快適に保ち、健康的に過ごすためには、定期的に部屋を換気する必要があります。
しかし、具体的に1日に何回、何分換気すれば十分なのか、知らない方も多いでしょう。
冷暖房を使う季節は、何度も換気をすると部屋が暑くなったり寒くなったりするため、必要最低限必要な換気のペースを知っておくことが重要です。
今回の記事では、定期的な換気が必要な理由や、適切な換気の頻度と時間、時期別の換気方法などを紹介します。
部屋の換気をおすすめする最大の理由は、換気をせず部屋を閉め切っていると、徐々に室内の二酸化炭素濃度が上がり、人体に悪影響が出るからです。
具体的な基準としては、室内のCO2濃度が1,000ppmを上回ると、
・倦怠感
・頭痛
・耳鳴り
・息苦しさ
といった症状が出ることがわかっています。
ppm=0.0001%なので、室内のCO2濃度が0.1%を越えると、眠気に抗えなくなったり、仕事や勉強に集中できなくなったりするわけです。
CO2濃度は、換気をしない限り上がっていくため、作業効率を保ち、健康被害のリスクを抑えるために、換気する必要があります。
換気を推奨する理由の2点目は、室内のホコリや有害物質を追い出す手段として、換気が効果的だからです。
部屋の中には埃があり、家具や壁紙などからは、ホルムアルデヒド等の有害物質が放出されている場合があります。
これら有害物質の濃度が高まると、アレルギーの原因になったり、シックハウス症候群の引き金になったりするため、換気が必要なのです。
また、換気をすることで、室内の細菌やウイルスなどを外に出し、部屋の空気をきれいに保っておけるというメリットもあります。
換気をしないと、部屋に臭いがこもってしまう点にも、注意が必要です。
人間は同じ臭いを嗅いでいると、徐々に鼻が慣れていって臭いが気にならなくなるという性質を持っています。
部屋の中で料理をしたり、喫煙をしたり、ペットを飼っていたりするのに換気をしなかった場合、周囲に不快感を与える臭いが染み付いていても、自分では気付けないという状況になってしまうのです。
こうした事態を避けるために、換気をして室内の臭いをリフレッシュする必要があります。
人間は、適度に暖かく、呼吸や汗を通じて水分を放出する生物です。
そのため、窓を閉め切っていると、何もしていなくても室内の湿度が上がってしまいます。
室内がじめじめしていると、カビも生えやすくなりますし、臭いなども広がりやすくなるため、人体にも家具や建材にも良い影響がありません。
空気中のカビやダニを吸い込むことで、アレルギーや喘息になるケースもあるため、家を長持ちさせ、家族の健康を保つ手段として、換気が必要なのです。
エアコンを使っているから換気をしなくても良いと考える方もいますが、実はエアコンを稼働させていても、換気はできません。
なぜなら、エアコンは、室内の空気を取り込み、熱交換器で冷ましたり暖めたりして循環させているだけで、外気を取り込んでいないからです。
そのため、エアコンを使っていても、定期的に窓を開け、換気をする必要があります。
部屋を換気するメリットは、眠気が冷め、集中力を取り戻せることです。
長時間窓を閉め切った室内で過ごしていると、空気中の二酸化炭素濃度が上がりすぎて酸素不になり、注意力や集中力が低下してきます。
しかし、換気をすれば、空気中の二酸化炭素濃度が下がり、栄養や酸素が脳に供給されるため、頭もすっきりしますし、眠気も覚めるのです。
部屋の換気をすることで、空気中に漂うウイルスや細菌を外に追い出し、きれいな空気の中で過ごせるようになります。
世界的な感染症が流行った後、換気が推奨されたのは、それだけ換気による空気感染の予防効果が高いからです。
お金をかけず、手軽に健康を守れる手段なので、外が暑くても寒くても、面倒でも定期的な換気を心がけましょう。
部屋の換気をする頻度や、換気時間の目安は、「30分ごとに5分」です。
実際には、窓のサイズや部屋の広さによって必要時間は変わりますが、25分窓を閉めておいて、5分間換気をするやり方なら、おおよそCO2濃度1,000ppm前後を維持できます。
もちろん、常時窓を開けておくほうが、CO2やウイルスの増加を抑えられますが、夏場や冬場に窓を開け放っておくのは、現実的ではありません。
換気のタイミングが不定期だと、部屋のCO2濃度が高くなりすぎる時間ができてしまうため、換気は定期的に行うことが重要です。
30分に1回窓を開けて換気する余裕がない場合、毎日朝夕の換気を心がけましょう。
もちろん、定期的に換気するに越したことはありませんが、1日数回でも、換気の時間を作るだけで室内の空気を入れ換えられます。
朝の換気は、夜間風の動きがなく滞留していた二酸化炭素や湿気を追い出し、夕方の換気は、日中に蓄積した臭いや有害物質の排出に役立つため、毎日最低2回は換気するのがおすすめです。
部屋の換気をする上で重要なのは、できるだけ換気を習慣化すること。
たとえば、日中コーヒーを良く飲む方なら、「コーヒーを淹れるついでに窓を開ける」といったルールを作ると、無理なく換気を習慣化できます。
掃除のついで、トイレに行くついでなど、何かの行動とセットにすることで、気分転換もできるため、普段の行動を思い返して、無理なく換気できるタイミングを見つけましょう。
夏に換気するときのポイントは、室内の熱気を外に出すことです。
たとえば、朝起きてすぐに換気すると、夜間室内にこもっていた熱を排出できます。
外出先から帰ってきたときに換気をすれば、熱気を外に出し、室温を下げてからエアコンを使えるので、冷房費の節約も可能です。
なお、在室中に換気する場合、冷房を付けたまま窓を開け、換気を行いましょう。
5分程度の換気なら、さほど室温は上がりません。
こまめにエアコンをオン・オフするより、電気代も抑えられます。
梅雨は湿気が多く、湿度が高いため、こまめに換気することが重要です。
基本的には、雨が降る前や雨が降った後に換気すると、湿気を外に追い出せます。
ただし、窓を開け放っていると、風があっても湿度は上がってしまうため、窓を開けっ放しにするのはおすすめできません。
雨が続いている間は、換気をしつつ、除湿機やエアコンの弱冷房機能を使って、湿度を下げましょう。
冬の換気方法のコツは、短時間の換気を頻繁に行うことです。
換気をすると、窓から暖めた空気が出て行ってしまいますが、短時間の換気であれば、部屋が寒くなる前に空気を入れ換えられます。
寒い時期は動くのが億劫になり、換気をサボりがちになってしまうので、タイマーをセットして定期的に換気をしたり、換気をルール化したりしてこまめに換気しましょう。
花粉シーズンの換気は、花粉の飛散量が少ない朝、そして夕方以降に行うのがおすすめです。
また、窓を大きく開けて換気すると、窓から花粉が入ってきてしまいます。
カーテンを閉めたまま、窓を少しだけ開けるようにしたり、窓を開けずに換気扇を使ったりして、空気を入れ換えましょう。
空気洗浄機を設置し、換気の回数を減らすのも効果的です。
効率良く換気を進めたいポイントは、部屋の窓を2箇所開けること。
空気の入口と出口を作ると、風の流れが生まれやすくなるため、室内に溜まった湿気や二酸化炭素をスムーズに排出できます。
このとき、一番おすすめなのが、対角線上に位置する窓を開けることです。
風の入口と出口をずらすと、部屋全体の空気がかき混ぜられるため、ムラなく換気できます。
もし、部屋に窓が一つしかない場合は、ドアを開けて空気の通り道を作りましょう。
換気をするとき、風が入ってくる窓を小さく開けて、風が出ていく窓を大きく開けると、換気の効率が良くなります。
なぜなら、圧力に差を付けることで、風の流れが生まれるからです。
風は、広い場所を通るより、狭い場所を通るときの方が強くなります。
入口側の窓を小さく開け、出口側の窓を大きく開けると、入口から強い風が入ってきて、圧力の少ない出口側の窓から出ていくという流れができるので、スムーズに換気できるのです。
風が強くない日でも換気できますし、通りに面した窓を少しだけ開けるようにすれば、家の中のプライバシーも守れます。
風がなく上手く換気できないとき、窓が一つしかない部屋を換気するときに効果的なのが、扇風機やサーキュレーターを使って、風の流れを作ること。
空気は、圧力や温度などの差がある時に動くため、室温と外気温が同じくらいだったり、室内外で気圧差がなかったりすると、窓を開けても上手く換気できません。
しかし、扇風機やサーキュレーターを窓の外に向けて設置すると、強制的に室内の空気が外に追い出されるため、追い出された空気を補充するために、外の空気が入ってきます。
夏、熱気を急いで排出したいときにも、使えるテクニックです。
人間は、換気されていない空間で長時間過ごすと、二酸化炭素濃度が上がって気分が悪くなったり、感染症にかかりやすくなったりします。
部屋の換気は、室内の環境を快適な状態に整え、建物の劣化を防ぐ手軽な手段です。
理想を言えば30分ごとに5分の換気を、難しい場合は気が付いたときに換気することを心がけて、家族の健康を守りましょう。
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