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空き巣を予防するために!マーキングの確認をして対策を!

2021.08.05

空き巣を予防するために!マーキングの確認をして対策を!

日本では年間で数万件の空き巣の被害が出ており、家に置いてある貴重品が盗まれてしまう事件が多発しています。
日本は世界に比べるとこれら侵入窃盗事件はそこまで多くないものの、それでも年間で数万件となると被害の規模は大きいといえるでしょう。

しかし、そんな空き巣も、突発的に事件を起こすわけではありません。
実は、用意周到に準備をしてから空き巣をする犯人が多いです。
空き巣の犯人が頻繁に使う手口として知られているのが通称「マーキング」です。
これは犬猫のそれとは違い、空き巣をするために犯人がつける目印です。

今回は、空き巣が付けるマーキングの場所、種類や意味、特徴について解説します。
また、もしマーキングを見つけた場合の対処方法についても紹介します。
ぜひ、この記事を最後まで読み、卑劣な窃盗犯に好き勝手させないようにしましょう。

玄関、ポストにつけられるマーキングとは?

そもそも空き巣の犯人がつけるマーキングとは何かというと、英数字などで暗号化したものを指します。
これらの種類と意味については後の項目「マーキングの種類と意味について」でまとめますが、要はマーキングとは空き巣をする際の目印となるものです。
この目印があることで窃盗犯は現場の情報をまとめ、犯行におよぶわけです。

マーキングは、犯人がメモ帳などにつけることも多く、近年ではスマホに記録している場合もあります。
しかし、わかりやすく現場の玄関やポストなどにつけられていることも多いです。

空き巣と聞くと単独犯が多いように感じますが、実際には10~20人以上で共犯していることもあります。
実際に空き巣グループなるものが日本各地に点在していると考えられ、現在でも警察の捜査が強化されています。
集団で空き巣をする場合、マーキングも統一されていることが多く、そこから足がつく場合もあります。

ただ、単独犯の場合、自分だけのオリジナルのマーキングをつける犯人もいます。
玄関やポストに不審なシールや書き込みが合った場合は、空き巣によるマーキングの可能性を疑った方が良いでしょう。

マーキングされやすい場所とは?

空き巣のような卑劣な犯罪をする窃盗犯は、極力、バレなさそうな場所を見つけてマーキングしていきます。
昔は、表札などにシールが貼られていたり、書き込みされていたりすることも多かったのですが、近年は犯罪も高度化しています。

王道のマーキング場所としては玄関やポストですが、実はそれ以外にもマーキングされている場所があります。
以下で、空き巣の犯人がよくマーキングする場所について簡単にまとめるので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 窓
2. 玄関
3. 表札
4. ポスト
5. インターホン
6. メーターボックス

ざっと列挙するだけでも以上のような場所にマーキングされていることが多いです。
窓であればサッシやパッキンの接合部分、表札であれば裏側部分などにつけられている可能性があります。
インターホンやメーターボックスなどであれば、それらの上部分や下部分につけられていることもあります。

空き巣はいかに住人に気づかせないかが重要となるため、窃盗犯もバレないところを探してマーキングするわけです。
なお、近年では、物件情報に加えて住人の情報を把握されてマーキングされていることもあります。
詳しくは、以下の項目「マーキングの種類と意味について」で紹介しますので、マーキングの大まかな意味を把握しておきましょう。

マーキングの種類と意味について

マーキングは住人に怪しまれないよう、落書きのように見せかけた暗号で記録されることが多いです。
以下、それらマーキングの種類と意味をそれぞれまとめた表となっています。

なお、近年ではマーキングの存在自体が知られてしまったこともあり、窃盗犯もよりわかりにくい暗号を使っています。
以下はあくまでも一例となることをご了承ください。

マーキングの種類 マーキングの意味
M 男性(Manの頭文字)
W 女性(Womanの頭文字)
F 家族(Familyの頭文字)
S 独身(Singleの頭文字)
SS 土日休み(Saturday・Sundayの頭文字)
学生
赤ちゃん
入りやすい
× 入れない
可能性あり
赤いシール 入りやすい
黒いシール 入れない
白いシール 可能性あり
数字単数 年齢
数字複数 時間帯

ざっと見ていくだけでも、これだけのマーキングがあります。
特に、空き巣は直接「男性がいる」「女性がいる」とは表記せず、マーキングはアルファベットによって記録されていることが多いです。
また、物件を張り込んで情報収集して、家族がいるのか独身なのかという情報も記録されていたりします。
その場合も「家族がいる」「独身である」とは記録せず、同じようにアルファベットでマーキングされているケースがほとんどです。

また、毎日の行動がルーティン化している場合、行動を把握されていることもあります。
その場合は「土日休みである」ことを知られており、それらの表現としてアルファベットが用いられていることもあります。
なかには、通勤路や通学路を把握されており、どの方面に向かってどの方面から帰ってくるのか把握されていることもあるわけです。

それ以外にもシンプルな「〇」「×」「△」などの書き込みがあったり、単にシールで「赤いシール」「黒いシール」「白いシール」が貼られていたりすることもあります。
普段、出入りしていても自分の玄関やポストをじっくりと眺める人は少ないため、案外これらの手口でマーキングされていることもあるかもしれません。

その他、「20」「30」のように単数の数字がマーキングされている場合は年齢、「7-19」「8-20」のように複数の数字がマーキングされている場合は時間帯をそれぞれあらわしていたりします。
この場合、通勤通学も把握されている可能性があるため、空き巣に警戒する必要があります。

マーキングを見つけた時に行いたい対処方法

もしマーキングを見つけた場合はきちんと対処することが重要です。
ここではマーキングを発見した際の対処方法についてまとめます。
見つけたからといって確実に空き巣に入られるわけではないですが、空き巣の行動範囲内であることは確かなので十分に警戒しましょう。

1. 証拠を残して消去

マーキングを見つけたのなら、まずは撮影して証拠を残しましょう。このような被害の場合、警察に申し出ても、証拠が不十分といわれかねません。
空き巣は現行犯でない限り逮捕するのが難しく、警察すらも動いてくれない場合があります。
そのため、とにかく証拠を残すということを忘れないようにしましょう。
そして、証拠を残したら速やかに消しゴムや除光液などで消去してください。
この消すという行為自体が、空き巣の犯人に「気づいているぞ」という警告にもなります。

2. 防犯の強化

マーキングをつけられているということは、物件が窃盗犯の行動範囲内であることを示しています。
そのため、監視カメラなどの防犯を強化しましょう。
また、戸建ての場合は玉砂利や照明を配置するだけでも防犯になりますし、賃貸の場合はオートロックの物件を選ぶだけでも防犯になります。
防犯を強化することで、空き巣に犯罪をさせないということが、とても重要となります。

3. 警察に相談

マーキングだけで警察が動くことはほぼありませんが、それでも警察に相談することで見回りを強化してくれることも多いです。
空き巣の被害が頻発している地域では朝昼晩の巡回を強化するなど、警察も空き巣防止のために動いてくれます。
みんなが通報しなくなると犯罪は減らないため、不安や心配が少しでもあるなら警察に相談しましょう。

マーキング以外の注意すべきことは

マーキングをしたから必ず空き巣が実行されるというわけではありません。
要は、企業が行う市場調査のようなものなのです。
空き巣にとってマーキングは、単に入りやすい物件と入りにくい物件を調査するための目印でしかありません。
そのため、当然ながらマーキングがなくてもセキュリティが甘い物件は空き巣に入られてしまいます。
そのほか、注意しておきたい点もいくつかあります。
以下、その代表的なものをまとめます。

1. 防犯の状態に注意

空き巣されないためには防犯の状態に注意してください。
たとえば、日中でも夜中でも関係なく窓を開けているような人は防犯の意識が低いです。
たしかに、冷暖房の空調がない物件は窓を開けるしかない場合も多いですが、なかには、外出時にも窓を開けっ放しにしている人がいます。
空き巣は1階を狙うことも多いですが、物件によっては2階でも3階でも普通に狙われます。そのため、防犯の状態が十分かどうかはきちんと注意しなくてはなりません。

2. 見知らぬ人に注意

空き巣はマーキングするのはもちろんですが、下見と称して散歩をしていることも多いです。
とにかく、空き巣などの窃盗犯は現場の下見を欠かしません。
なかには、新聞配達員を装って堂々と物件の下見をする犯人もいます。
そのため、普段は見かけないような見知らぬ人がウロウロしている場合は注意しましょう。
特に、周りをキョロキョロと確認するような動作には注意が必要です。
ベテランの空き巣は動作もスムーズですが、新人の空き巣は明らかに挙動不審です。
もし、見知らぬ人を見かけた場合は顔も併せて確認しておきましょう。

3. 不審な痕跡に注意

空き巣は入念に現場を訪れて犯行におよびます。そのため、物件によっては四六時中見張っていることもあります。
現場には、タバコの吸い殻やポイ捨てしたゴミなどが散乱しており、それ自体が証拠となる場合もあるでしょう。
そのため、もし不審な痕跡があった場合は警戒を強めることが大切です。
なお、大胆な空き巣の場合は窓ガラスを割って反応を確かめたり、呼び出しボタンを押して反応を確かめたりすることもあります。
そういった不審な動作にも注意しておきましょう。

まとめ

空き巣を予防するためには、窃盗犯の間で活用されているマーキングに警戒すべきです。
マーキングは英数字などが使用されることも多いほか、シールや書き込みなどで暗号化している場合もあります。
そういったマーキングがあった場合は、標的にされているかもしれません。

まずはマーキングがないかきちんとチェックしてみて、もし発見した場合は証拠を残して消去するだけではなく、防犯を強化したり、警察に相談したりしましょう。
そういった意識の高さが窃盗犯を撃退につながります。

 

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