column 692. 暮らす

冬は『いよかん』を楽しみましょう

2020.01.16

冬は『いよかん』を楽しみましょう

さわやかな香り、甘酸っぱく、熟成した、さっぱりとした味わい。おいしい「いよかん」の季節がやってきました。
冬は炬燵(こたつ)で「みかん」という方も、今の時期は「いよかん」もいいですよ。
「いよかん」の旬は1月~3月、つまり今が一番美味しい時期です。

いよかんの生まれ

「いよかん」は明治元年(1868年)、山口県で突然変異として発見されました。
その3年後、愛媛県で苗を養成して栽培したものを「伊予のみかん」と言う事で「いよかん(伊予柑)」と名付けられ、出荷されました。
これが美味しいと広まり、あっと言う間に全国区の果実になりました。
「いよかん」は鮮やかな色に甘酸っぱい香り、そしてたっぷりの果汁と、やわらかな果肉、美味しさに通じる全てを兼ね備えた果物です。
プリプリと溢れんばかりの大きな果肉は、食感もバツグン。食べ応えも味も香りも満点の「いよかん」、今食べずしていつ食べる。
皮は「みかん」に比べ厚めですが、手で剥くこともできます。
もし剥きにくい場合はペティナイフなどで軽く切り込みをいれると剥きやすくなります。
種が入っている場合があるので種がないか確認して食べてください。

食べ方も色々

「ヨーグルト」や「アイスクリーム」に混ぜて食べるのもオススメです。丁度良い酸味と甘味が調和して違った味わいを楽しめますよ。
果汁を使ってジュースやシャーベット、ゼリーやムースなどにしてもおいしくいただけます。もちろんサラダなどのちょっとしたアクセントにも最適。
そんな「いよかん」は水分が多く、「ビタミンC」や「クエン酸」、「カリウム」なども多く含まれているので疲労回復によいと言われています。
また「ペクチン」などの成分も含まれているので、便秘などお腹の調子がわるいときにもいいと考えられています。

いよかんの選び方や保存方法

「いよかん」を選ぶときは、ヘタの部分が小さく、皮に張りとツヤがあり、色が濃い橙色のものがよいそうです。
また重みがあるものに果汁が沢山詰まっているので、手に持ってみて重さを感じられるものを選びましょう。
「いよかん」は比較的貯蔵性が高いので、室温が高くならず風通しの良いところで保存しましょう。
暖房が入るような室内なら乾燥しないよう袋などに入れて冷蔵庫に入れておくといいでしょう。
素朴で奥深い味わいが和を感じさせてくれる「いよかん」。
爽やかな香りと、味わいを心ゆくまでご堪能ください。

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