column 672. 子育て

家族で仙台の神社に聞きに行こう『除夜の鐘』

2019.12.05

家族で仙台の神社に聞きに行こう『除夜の鐘』

気づけばもう12月。今年も色々なことがありました。多くのできごとを心から洗い流してくれる「不思議な鐘」が日本にはあります。
その「鐘」とは「除夜の鐘」です!

「除夜の鐘」

大晦日に108回撞かれる「除夜の鐘」
なぜ108回なのでしょうか。
由来は多々ありますが、一番有力なのは、人には「煩悩」というものがあって、その「煩悩の数」が「108」あり、それを祓うために鐘が108回衝かれるという説。
他にも「月の数の12」、「二十四節気の数の24」、「七十二候の数の72」を足した数が「108」となり、1年間を表すという説。
また、四苦八苦を取り払うということで、「4×9+8×9=108」をかけた説などがあります。

ちなみに108回のうち107回は旧年(12月31日)のうちに撞き、残りの1回は新年(1月1日)に撞くと言われています。
これは新たな一年が煩悩に惑わされないようにと言う意味が込められているそうです。
 

「除夜」とは

「大晦日」は、1年最後の締めの日で、「行く年を除き」、「来る年を迎える日」ということから「除日(じょじつ)」と呼ばれています。
つまり「除夜」とは、「大晦日の夜」のことで、その夜に鐘をならすことから「除夜の鐘」と呼ばれるようになったそうです。
また、この「除」という言葉には古いものを捨て新しいものに移るという意味があるそうで、心穏やかに新年を迎えようという願いも込められているといわれています。

実は毎日衝かれている?海外では?

あまり知られていませんが、実はこの「除夜の鐘」、毎日「朝」と「夕方」に撞かれているのだそうです。
ただ、毎日108回は大変なので、普段は略して18回に留められるのだとか。
また近隣の国などでも鐘を鳴らす慣習があります。
隣国の「韓国」では「鐘の音」が「33回」だそうです。
これにも観世音菩薩が衆生済度のために「33」に分身したことに由来するという説や、「33」という数字は仏教で万物の根源とされることに由来するという説。 時報として昔から「33回」衝かれていたという説など、色々な説があるそうです。
また、「オランダ」などでは新年の0時を迎えると同時に盛大な花火を打ち上げます。
一年間に溜まった悪霊を大きな音でびっくりさせて追い払うためにドーンと花火を打ち上げるそうですよ。
国によって方法は様々ですが、気持ちよく新年を迎えたいと言う想いは同じ。
「除夜の鐘」と共に「108」の煩悩を抑え込み、心を洗い流して気持ち新たに新年を迎えましょう。
仙台でも様々な神社で除夜の鐘つきをしています。特に青葉神社は有名ですね。
ご家族で是非聞きに行ってみてください。




 

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