column 662. 暮らす

仙台でも秋~冬の味覚を楽しもう 茗荷(みょうが)

2019.11.06

仙台でも秋~冬の味覚を楽しもう 茗荷(みょうが)

突然ですが、皆さまはこんな迷信をご存知でしょうか。
「茗荷(みょうが)を食べると物忘れしやすくなる」。
昔は日本中の人がこの迷信を知っていたのだそうです。

茗荷には2種類ある

「茗荷(みょうが)」には夏に出回る「夏茗荷(なつみょうが)」と秋が旬の「秋茗荷(あきみょうが)」があります。
夏も美味しいですが、食欲の秋だけに「秋茗荷」がこれまた美味なんです。
す~っと香りが広がる「夏茗荷」と打って変わって「秋茗荷」は一口食べると「秋がきたぞ~」と叫びたくなるような感覚といいますか、とにかく本当に秋が口いっぱいに広がるイメージの味なんですよね。
お味噌汁やお吸い物にいれてもよし、うどんやおそばの隠し味にしてもよしとオールマイティにどんな料理とも合う「茗荷」はまさしく「万能薬(万能薬味)」。
「茗荷」をいれるだけで全体の味がキュっと引き締まります。
 

茗荷の名前の由来

「くさかんむり」に「名前」と「荷物」で「茗荷(みょうが)」。このネーミングもまた味がありますよね。
さきほどの迷信ですが、実はこの「茗荷」という名前の由来に大きく関係しているんです。
むかしむかし、お釈迦様のお弟子さんに、物忘れがひどく自分の名前すら忘れてしまう方がおりました。
そこでお釈迦様はそのお弟子さんに首から名札を下げさせたのですが、名札をかけたことさえも忘れてしまい、とうとう死ぬまで名前を覚えられなかったのです。
その後、そのお弟子さんのお墓をたずねると、お墓から見慣れぬ草が生えていました。
そのお弟子さんが生前自分の「名札」を「荷物」のようにぶら下げていた事からこの草は「茗荷」と名付けられました。
とまあこんな逸話から、「茗荷」を食べると「物忘れしやすくなる」という迷信が生まれたわけです。
でもご安心ください、そんなことは全くありません。むしろどんどん食べていただきたいぐらいです。
なぜなら、「茗荷」を食べると様々なメリットがあるからです。
 

茗荷を食べるメリット

「茗荷」は「解熱効果」に「解毒効果」、「食欲増進」、「冷え性」、「腰痛」、「神経痛」などなど様々な症状によいと言われている素晴らしい香味野菜。
パッとあげるだけでもこの効能の数。もうメリットしかありません。
食欲の秋、「茗荷」を食べないでなにを食べるという話です。
ちなみに食べ方としては、細かく刻んで薬味として使用するのが王道ですが、薄く切った「茗荷」に「カツオ節」と「醤油」をかけて食べるのがオススメです。
仙台といえば牛タンが有名ですが、茗荷を出す料理屋もたくさんありますよ。
効能いっぱい、秋いっぱいの「秋茗荷」、今夜の一品に加えてみてはいかがでしょうか。


 

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