column 647. 子育て

『写真展 スウェーデンのパパたち』とはどんなイベント?

2019.10.03

『写真展 スウェーデンのパパたち』とはどんなイベント?

最近話題にあがる父親の育児休暇、立派な制度なのだから利用しない手はない。

とは思っても、「仕事に穴をあけていいのか」、「なんか休みづらい」、「周囲の目が気になる」などなど、そう簡単にはいかないのが現実ですよね。

でも正直、「とても気になっている」、「できることなら育休をとってみたい」とお考えのパパさんたちも多いはず。

そんなパパさんたちの背中を押してくれる展示会が10月9日まで「エル・パーク仙台」で開催されています。

展示会の名は「写真展・スウェーデンのパパたち」。

「写真展・スウェーデンのパパたち」

北欧のスウェーデンには、父親と母親合わせて「480日の育児休暇」を取得できる制度があり、このうち「90日」は男性専用となっています。

そして驚くことにスウェーデンでは9割以上の男性がこの育休制度を利用しているのです。

そんな育休先進国に住む、スウェーデンのパパたちの日常を切り取った写真展。それが「写真展・スウェーデンのパパたち」です。

スウェーデン文化協会が企画しているこの写真展は、なんと約65ヵ国(日本を含む)以上の世界各国を巡回しています。

会場には子育てに励む育児休暇中の父親たちの写真と文章25点が展示されています。  

男女平等を願うイベントでもある

このイベントには、先進的な政策を掲げるスウェーデンにおいても「子育ては女性の役割」という意識がまだあることを踏まえ、夫婦の役割分担や育児の男女平等を考えてほしいという願いも込められています。

「普遍的なもの、母親であるか父親であるかとは関係なく親の愛情を見せたかった。このプロジェクトがより男女平等な社会への重要なステップとなる様、より多くの男性が父親として、またパートナーとしての自身の役割を振り返るきっかけとなることを願っている」。

そう語るのは、展示されている写真を撮影した写真家のヨハン・ベーヴマン氏。ヨハン氏も育児休暇を取得した経験を持っています。

「ヨハン・ベーヴマン」

ヨハン氏は世界報道写真展を始め「ピクチャーズ・オブ・ザ・イヤー(POY)」、「ソニー・アワード」、「ナショナル・プレス・フォトグラファーズ・アソシエショーン(NPPA)」、「UNICEFフォト・アワード」など、数多くの賞を受賞しています。

ヨハン氏は写真展についてこうも語っています。

「写真や取材を通じて育児休暇中の父親の毎日の生活を見せることで、私は仕事とキャリアよりも自分の子どもや家族と絆を深めることを優先させた父親たちに焦点を当てた。」

育児に奮闘するスウェーデンのパパたちのリアルな姿とメッセージは育児休暇を考える日本のパパたちにも伝わるはずです。

「写真展 スウェーデンのパパたち」

期間: 9月19日(木曜日)から10月9日(水曜日)まで
時間: 9時00分から21時30分

会場: エル・パーク仙台 (5階) エントランス(入場無料)

エル・パーク仙台 
電話番号:022-268-8300

 

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