column 641. 暮らす

夕焼けを味わえるのが秋の良さ

2019.09.13

夕焼けを味わえるのが秋の良さ

だんだんと秋が近づくにつれ、日が沈むのも早くなってきました。
この季節の素晴らしい景色と言えば「夕焼け(ゆうやけ)」ですよね。

夕焼けはなぜ赤い?

「夕焼け(ゆうやけ)」とは日没の頃、西の地平線に近い空が赤く見える現象のことを言います。
また日の出の頃に東の空が同様に見えるのは「朝焼け(あさやけ)」です。

ちなみに「夕焼け」の状態の空を「夕焼け空」、「夕焼け」で赤く染まった雲を「夕焼け雲」と呼びます。

「夕焼け空」と「夕焼け雲」がこれまたキレイなんですよね。キレイな「夕焼け」を眺めているとなんだか早く家に帰りたくなるのがまた不思議です。  

「夕焼け」は光と障害物が関係している。

「光」は、固有の波長が障害物よりも大きければ、障害物を通過しやすい傾向にあるそうです。
この現象を属に「レイリー散乱」と呼びます。

「夕焼け」と「朝焼け」は太陽と観測者の間に大気の存在する距離が日中と比べて長くなり、散乱を受けにくい赤色が届くことによるそうです。

一方で、日中は波長の短い青の方が観測者に散乱されることにより、空全体が青く見えるようになると言われています。

1883年、世界中のいたるところで鮮やかな「夕焼け」が確認されたのですが、これはインドネシアにある「クラカタウ火山」の噴火により大気中に障害物が撒き散らされたため起こった現象と考えられています。

障害物が多ければ多いほど鮮やかな色に染まるという「夕焼け」。なんだかとっても神秘的ですよね。

そんな「夕焼け」には更に神秘的な現象が起こる事があります。その名も「グリーンフラッシュ」。

「グリーンフラッシュ」は「夕焼け」や「朝焼け」の太陽の上端が「緑色に光る現象」。
この現象を見られたら、かなりラッキー。いいことがあるかもしれませんよ。

また「火星」においては大気による短波長の散乱より「ちり」による長波長の散乱が卓越するため、「ピンクの空」と「青い夕焼け」が見られるそうです。

いつの日か「火星」に行く事が出来るようになったら是非みてみたいですね。
 

「夕焼けの翌日は晴れ」

古来より「夕焼けの翌日は晴れ」という「ことわざ」がありますが、これは比較的正しいそうです。

日本上空では、「偏西風」の影響により雨雲は南西から北東へと移動していきます。
そのため、夕方に西の空が晴れ渡った「夕焼けの翌日」に雨雲が来る可能性はグンと低くなると言われています。

この「夕焼けの翌日は晴れ」から派生した「ことわざ」があります。
その「ことわざ」が「夕焼けに鎌を研げ」。

これは「夕焼け」がでると晴れるため、翌日の農作業に備えよということから出来た「ことわざ」だと考えられています。

ということで「稲刈り」が終わっていない農家の皆様、「稲刈り」は「夕焼けの翌日」がベストです。
 

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