column 629. 暮らす

夏に食べたい果物といえばメロン

2019.08.27

夏に食べたい果物といえばメロン

夏と言えば、冷えた西瓜(スイカ)ですが、実はこの西瓜(スイカ)と同じ別のウリ科の果実もおいしい時期を迎えます。

夏になると高級なフルーツを扱うお店などで一斉にオススメ品として売りに出されるウリ科の果実、それがメロンです。

メロンの歴史や語源

このメロンという名前は、ギリシャ語の「melopepon(りんごのようなうり)」という言葉が語源と言われています。

メロンの原産地は東アフリカといわれ、古代エジプトですでに栽培されていて、そこから世界に伝わったといわれています。

そんなメロンの王様は、ヨーロッパで発達した網目のあるネットメロン。皆様ご存知、別名マスクメロンと呼ばれるメロンです。

ちなみにマスクメロンとは芳香のあるメロンを意味しているそうです。
日本ではこの香りをもつアールス系の品種を総称してマスクメロンと呼んでいます。
 

アールス系メロンとは

アールス系の品種は大正時代末期、イギリスから導入された温室メロンである「アールス・フェボリット」をもとに育成されました。

温度や湿度、水などの管理を徹底しなければならず、しかも1株に1個しか実を結ばないよう、残りの果実は小さいうちに摘みとって、その1個に栄養をいきわたらせます。

苗を植えてから3ヶ月あまり、じっくりと育て上げたら最後に何度も玉ふきをして、芸術的な美しい表面を仕上げるのです。

3か月もの間、一日と欠かすことなく丁寧に手間暇かけて育て上げたとなれば高価な理由も頷けますよね。
 

庶民にとって高嶺の花だったメロン

日本では2000年以上の歴史をもつ東洋種のネットのないマクワウリが最もポピュラーな存在でした。

ですが昭和37年になり、ヨーロッパ生まれのメロンと東洋生まれのマクワウリの一代雑種が誕生。

この雑種が、皇太子ご成婚にちなんで、プリンスメロンと名づけられ、味にあたりはずれのないメロンとして日本全国で大ヒットを博します。

このプリンスメロンの登場により、庶民もメロンを食べられるようになりました。

今ではマスクメロン同様、高級ですがネットのないハネデューと呼ばれるメロンや、北海道の夕張メロン、低価格でおいしいアンデスメロンなどなど様々な種類があります。

メロンは主に4月から秋先まで出回りますが、最も多く出回り最もおいしいとされる旬の季節がまさに今と言われています。

もちろん品種や地方にもよりますが、いま売りに出されているメロンはどれも食べごろ極上のメロンです。

今宵の夕涼みのお供にはちょっと豪華な極上のメロンなんていかがでしょうか。  

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