column 126. 子育て

子どもの片付けNGワードは「いらないものは?」

2016.06.08

子どもの片付けNGワードは「いらないものは?」

 片付けは子どもの教育にとっても大切。自分で片付けられるようになって欲しい…と四苦八苦されるママさんもいらっしゃるのでは無いでしょうか。
子どもたちとの片付けの中でも 「これは?もういらない?」 「使ってないでしょ?いらないんじゃない?」と促すも、 大抵は 「だめ、ぜんぶいるのっ!」と返されママもガッカリ…。
そんな時は 「お気に入りを選んで」と 声かけてみるのはいかがでしょう?

捨てられると思うと選べない

 大人にとってはガラクタでも、子どもにとっては宝物。
「いらない」「遊ばない」と言ってしまうと、大人に捨てられてしまうんじゃないかと不安になり 「ぜんぶいるっ!」と手放せなくなるようです。
無理強いすれば機嫌を損ね、片付け自体が進まず、結局はママが片付ける羽目になることも。 子どもが自分で片付けられるようになる…練習の場を失ってしまうことにもなりかねません。
まずは「自分で決める」ことが大切。 そのためにも選びやすい選択肢を用意してあげるとよいでしょう。

「遊ぶ」「今は遊ばない」「もう遊ばない」3択で選びやすく


 「いる」「いらない」の2択だと 「迷うもの」「今は遊ばないけど捨てるのはイヤだ」と 中間のアイテムを選ぶことができず片付けが進まなくなります。
「遊ぶ」 「今は遊ばない」 「もう遊ばない」 と3つくらいの選択肢を用意してあげると選びやすくなりますよ。 声をかけてあげるときも 「遊ぶものはおもちゃ箱に戻してあげて」 「今は遊ばないおもちゃは、別の箱(袋)に入れてあげて」 「もう遊ばないおもちゃは、別のお友達に使ってもらおうか?譲ってあげようか?」 なんて言ってもらえると、 子ども達も安心できますね。

おもちゃ箱には蓋を用意して上限を儲ける

 子どもが自分でおもちゃを選び始めると、 「遊ぶもの」選択肢ばかりが山盛りになって、ぜんぜん減らないじゃない! とママもやきもきしてしまいますよね。
ついつい 「そんなにたくさんは置けないんだから、もっと減らしなさい」と 言いたくなりますよね。 ただ、子ども達からみると 「そんなに?」←どんなに? 「たくさん?」←たくさんってどれくらい? 「置けないよ」←そうかな?もっと置けそうだけど と、見た目で基準が分からない状態では あまり説得力は無いようです。
こんな時は、置き場の上限が明確になる入れ物が役立ちます。 「蓋ができるだけお気に入りを選んでいれてあげてね」と。 最初のうちは、ぎゅっと詰め込んで無理やり詰め込むかもしれませんが 「蓋がしまるまで」のルールを満たしていれば、ひとまずオッケーにしてあげましょう。
「自分で選べた」「大人が認めてくれた」って体験から、片付けを通じた自信が芽生えるかもしれません。

子どもが選ぶ時は大人の意見はぐっと我慢


 子どもに選ばせると 「それは誕生日に買ってもらったおもちゃでしょ!?なんで捨てるの?」 「あれはハッピーセットなんだからいらないんじゃない?」 と口を出したくなる場面も出てくるハズ。
ここはぐっと我慢が求められます。 「子どもが自分で選ぶ」 ことが目的なので、 大人が決めてしまうと 「これを選んでもお母さんが怒らないかな?」と 自分の意思ではなく大人の顔色を伺いながら選ぶことになりかねません。
もし、大人にとって大切だと思うものが手放されて困るようならば 大人が管理する持ち物として保管しましょう。 くれぐれも子どものおもちゃ箱に戻すことは無いように。 子どもの片付けは、なかなか大人の思う通りならないもの。
気長に構え、得意なやり方を探してあげたいものです。

 

 

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