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仙台の冬がより暖かくなる『暖房』の知識

2020.01.08

仙台の冬がより暖かくなる『暖房』の知識

今年の冬は暖冬なんて言われていますが、やはり仙台の冬は寒いですよね。寒い冬は「炬燵(こたつ)」や「ストーブ」と言った暖房器具が必要不可欠です。
ちなみに皆さまは暖房器具の始まりを知っていますか。
実はこの暖房器具達の祖先は「囲炉裏(いろり)」なんです。

暖房器具の始まり

「囲炉裏」は縄文時代や弥生時代ごろから煮炊きなどの炊事や暖房、また照明として重要な機能を担っていたと考えられています。
時代が進み住居が大きくなると、「土間」・「居間」・「座敷」などの機能が分化し、火を使う場所として「囲炉裏」の他に「竈(かまど)」が登場します。
これに続いたのが「火鉢(ひばち)」です。煙を出さない炭火は、座敷に置くには好都合だったので広く使われたと考えられています。
そして江戸時代になり「炬燵(こたつ)」や「ゆたんぽ」が生まれました。畳が一般に広まった江戸時代に「炬燵」も今のような形となり広く普及しました。
そして実は「ストーブ」が出来たのも江戸時代だそうです。
イギリスの船に素晴らしいモノがあると聞いた函館の役人が船を訪ね、実物をスケッチ、それを元に日本発の「ストーブ」が作られたそうです。 「ストーブ」の当時の呼び名は「ヘヤヌクメ」。面白い名前ですよね。
時代と共に移り変わって行く暖房器具。省エネ時代と言われる昨今、これから先どのような器具が生まれるのか楽しみですね。

夏だけじゃない。扇風機は冬も活躍してくれます。

省エネ時代ということで、ここでちょっと省エネ情報をご紹介。
「暖かい空気」というのは「冷たい空気」よりも軽いので、「暖かい空気」は部屋の上層に行ってしまいます。
足もとが暖まらないと暖房というのはほとんど効果がありません。なので部屋全体の空気をかき回して部屋全体を温めることが大事。
ここで活躍するのが「扇風機」。「扇風機」を天井に向けて回すようにすれば、 部屋の空気が循環されて全体が暖まります。
エアコンの「送風」や「サーキュレーター」といった機能を利用してもよいでしょう。 「サーキュレーター」とは循環装置という意味で、暖房を効率よくするための機能です。
これらを使用しても、電気代はごくわずか。
上手に空気を循環させて部屋全体を効率よく暖めましょう。

窓の近くにヒーターなどの暖房器具を置きましょう

窓の反対側など窓から離れた場所にヒーターなどの暖房器具を置いてしまうと、暖められた空気が天井にのぼり窓際で一気に冷えて、再びヒーターへ戻ってくるという悪循環が生まれてしまいます。
天井付近と床の近くでの温度差が5℃以上になると人は不快になると言われています。
これは「コールドドラフト現象」と呼ばれ、暖房効率が悪くなるだけではなく、健康にも悪影響を与えると考えられています。 ですから暖房器具は窓に近い場所に置くようにしましょう。
そうすれば温度差も少なくなり、暖房効果も大きくなって気分も快適です。仙台の冬も快適に過ごせるでしょう。
ただ、くれぐれも暖房器具はカーテンなどに付かないように気を付けて使用してくださいね。

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