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冬は『こたつ』で『みかん』が一番

2019.01.21

冬は『こたつ』で『みかん』が一番

新年があけて気分は温かいのですが、体はやっぱり寒いですよね。
寒い冬は「こたつ」に入って「みかん」を食べる。これに限ります。

「こたつ」の上に「みかん」がある光景、これぞ日本の冬ですよね。ということで今回は「みかん」のお話です。

日本の果物の代表

「みかん」は日本の代表的な果物。
単に「みかん」と言う場合も、普通は「ウンシュウミカン」を指すそうです。古くは「みっかん」と読まれたそうですが、いつしか「みかん」となりました。
「ミカン類」の原産地は約3000万年前の「インド」や「タイ」あたりではないかと考えられていますが、実は最初に栽培を始めたのは「中国」だそうです。
なんでも紀元前22世紀の文献にその記述が残っているのだとか。
そんな「みかん」が日本に登場したのは約800年前。
中国原産の「みかん」が肥後国八代、現在の熊本県八代市に伝わり、そこで誕生した「みかん」が日本全国に広まっていきました。
そのため最初に日本に広まった「みかん」は「キシュウミカン」でした。

最初は薬用だった

「みかん」が伝わった当初は現在のようにおいしいから食べる、というようなものではなく、薬用として使用されていたそうです。
「みかんの皮」を干した物で漢方薬を作り、それを飲んで風邪などを予防したり、お風呂にいれて体を温めたり、塗って美容に使用したりと色々な事に「みかん」を利用していたと言われています。

食べられるようになったのは「温州蜜柑の登場」から

「みかん」が一般市民に食べ物として認識されるようになったのは「ウンシュウミカン」が登場しはじめた江戸時代後期と言われています。
というのも当時「ウンシュウミカン」は、種子を生じない性質から武士の時代にとって縁起が悪いものとされ、栽培されることがありませんでした。
しかし江戸時代後期に入り、その美味しさと、種なしの利便性から各地で栽培が行われる様になると瞬く間に人気者になります。
明治時代以降には「キシュウミカン」に取って代わって一番人気の存在となりました。「温州蜜柑」との呼称が一般的になったのもこの頃と言われています。

「みかん」は「ビタミンC」や「シネフリン」、「ビタミンA」に「クエン酸」に「食物繊維」と栄養も豊富、「風邪の予防に良い食材」と言われています。
体調を崩しやすいこの時期ですが、美味しく栄養豊富な「みかん」を食べて、寒さに負けない体を作り、元気に楽しく毎日を過ごしてまいりましょう。

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