column 253. 買う&売る

住み替えを考えた時注意すること

2017.03.29

住み替えを考えた時注意すること

一生に一度の買い物と言われる住宅。大きな金額の買い物ですから、そう何度買い換えるものではありません。 しかし、何らかの事情によって住み替えをするケースもあります。もし、住み替えを検討する時、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

住み替えするケースとは

住み替えする事情は人それぞれですが、国土交通省が出している統計によると、住み替えするケースで一番多いのが「就職・転職・転勤」です。次は、「独立」、「住環境を広くする」と続きます。
やはり、仕事の都合で住み替えするケースは多く、次いで、親との同居・親元からの独立が多くなります。人生の転機とも言える状況ですね。 また、家族が増える、逆に減ったというタイミングで検討もする人も多く、人生の長いスパンで考える必要があるということがわかります。

買い替えローンの注意点

一生に一回と言われる買い物ですが、二度購入するとなると、覚悟と賢く考える必要もあります。
最初の購入時にローンを組んでいる場合は、二度目の購入で利用するのは買い替えローンというケースが多いでしょう。
今住んでいる物件を売却して新たに住む物件のローンを組むのですが、ここで気をつけたいのは、ローンを組む人の年齢です。 金額だけでなく、支払い終わるまでの年齢によって借りられる額も支払い能力も変わってくるのでそのあたりを考慮しましょう。
また、譲渡所得税についても学んでおくとよいでしよう。譲渡所得は、所有している不動産を売却して得られた収入のこと。この譲渡所得には税金がかかりますが、特別控除という措置もあります。 この特別控除を使えば確定申告で譲渡所得税を0円にすることもできます。
売却価格などによって変動するので、専門家に相談するとよいでしょう。

住み替えのメリット・デメリット

メリットは、なんと言っても不便を解消できることでしょう。不便は人ぞれぞれですが、狭い空間が広々空間になった、交通の利便性がよくなった、子供がのびのびと育ち安い環境になったなどが考えられるでしょう。また、光熱費が安くなるなど、経済的に楽になるケースもあります。
デメリットとしては、一番大変なのが物件探しや書類等の手続き。あとは、住んでいる物件が売れないことには、新しい家を購入できないケースが多いことです。


人生のいろいろなタイミングで必要に迫られる住み替え。目先のことだけにしばられず、先のことまで考えて行いたいものです。
家族の人数は、この数年でどうなるか、仕事先への通い方はどうか。学校へは歩いていける距離か、病院は近いかなど。

 

 

 

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