年収500万円の住宅購入!3,500万円の住宅ローンを組んだらどうなるの?
今回は、年収500万円で3,500万円の住宅ローンを組むと、どうなるのかを解説していきましょう。
2024.08.26
一戸建ての住みやすさは、建物の間取りやデザインだけでなく、どの土地を選ぶかで変わります。
だからこそ、土地選びをするときは、土地の価格だけでなく、立地や周辺環境、希望する仕様の家を建てられるか等を事前に確認することが大切です。
どういう家を建てたいのか、どういう土地で暮らしたいのかを深く考えずに土地探しを始めると、土地の何を見て購入を決断すれば良いのかわからなくなってしまいます。
「もっと良い土地があるかもしれない」「本当にこの土地で良いのかな」と悩む時間を減らすために、土地の選び方を知っておきましょう。
今回は、後悔しない土地選びの基礎知識として、土地探しの流れや、土地の探し方、土地を見比べる際のポイントを解説します。
土地探しをする時は、以下の流れで手続きを進めていきましょう。
エリア・予算・妥協できない条件などを、頭の中で整理しておくことが重要です。
土地探しを始める前に、どこに住みたいのかある程度、エリアを決めておきましょう。
候補地を絞ることで、気になる土地の見学や、土地同士の比較がしやすくなります。
また、候補地をいくつか出しておくと、一つのエリアで良い土地が見つからなくても、別のエリアで良い土地と出会える可能性があるので、住みたいエリアは複数選んでおくのがおすすめです。
基本的には、
・通勤・通学に便利
・子育て支援が充実していて子育てしやすい
・実家に近い
・地価が高く将来住み替えるとき高く売れる
といった視点でエリアを選ぶと良いでしょう。
マイホームを建てるためには、土地代だけでなく、建築費用や諸費用の支払いも必要です。
土地に予算を使い過ぎると、建物や設備のグレードを落とすことになったり、ローンの返済に追われて家族サービスもままならなくなったりしてしまいます。
限られた予算の中で、最大限満足度の高い新居を建てられるように、今後数十年間、無理なく返済できるローンの額と、その中の何割を土地代に回せるのか計算しましょう。
無限の予算がない限り、土地探しでは何かを選べば何かを妥協する必要が出てきます。
そこで重要なのが、「土地探しで妥協できない条件は何なのか」を、自分の中で順位付けしておくことです。
立地の良い土地が良い、広い庭が欲しい、駐車場を2台分確保したいなど、土地に求める条件と優先度を書き出しておけば、複数の候補があって迷っている時に、より総合評価の高い土地を選べるようになります。
利用したいハウスメーカーが決まっている場合は、ハウスメーカーや工務店に土地探しをお願いするのがおすすめです。
ハウスメーカーに土地探しをお願いするメリットは、土地探しと新居の仕様決めを同時に進められること。
日本の土地は、自由に家を建てられるわけではなく、土地ごとに建てて良い建物の大きさなどが制限されています。
その点、ハウスメーカーなら、新居の仕様に合った土地を探してくれるため、後から「新居のプランを変更する必要があります」といわれる心配がありません。
また、指定のハウスメーカーで家を建てることを条件に、相場より安く売却されている「建築条件付き土地」を紹介してもらえる場合もあります。
気になるエリアで営業している、不動産会社に相談するのもおすすめです。
地域密着型の不動産会社は、地域の不動産事情や、土地ごとの住みやすさなどを知っているので、「こういう土地が欲しい」という要望に合った土地を紹介してくれます。
また、売り主の事情で、積極的に広告していない土地などを扱っているケースも多いです。
自分で探しても見つからない土地と、出会える可能性があります。
売地の広告を見ても違いが良く分からないときは、気になるエリアを歩き回って、「売地」の看板が立っている土地を探してみても良いでしょう。
街の雰囲気や移動のしやすさなどを体験しておけば、たとえ良い土地が見つからなくても、後でそのエリアの土地を見つけたとき、どういう土地なのかイメージしやすくなります。
また、空き地や空き家は、面倒だから売っていないという方も少なくありません。
不動産会社経由で問い合わせてみたら、買えるようになる場合もあるので、看板のない土地や空き家もチェックしましょう。
不動産情報サイトや、不動産の情報誌で土地を探す方法もあります。
インターネット検索の強みは、
・予算
・エリア
・立地
・面積
など、さまざまな条件で検索結果を絞り込めること。
短時間で大量の土地情報をチェックできるので、気になるエリアの相場も把握できます。
ただ、一つのサイトや雑誌に全ての土地情報が掲載されているわけではありません。
条件の合う土地を見つけられるように、インターネットや雑誌で土地を探すときは、できるだけ多くのサイト・雑誌を確認しましょう。
なかなか条件の合う空き地が見つからない時に考えて欲しいのが、「中古物件を買って新築する」という方法です。
建物の資産価値は、木造だと大体築20年ほどで底を付くため、古い住まいは非常に安く購入できます。
既存住宅の解体費用を払っても、総合的に考えれば、同じ条件の空き地を見つけて買うよりも安く済むケースが多く、金銭的にもお得です。
土地の価値や住みやすさは、立地の良し悪しで大きく左右されます。
一番近いスーパーまで徒歩何分か、自転車で移動しやすいのか、人通りや車の交通量がどれくらいあるかといった細かい状況は、現地に行かないと分からないので、見学時に確認しましょう。
特に注意しておきたいのが、「最寄り駅」「最寄りのスーパー」「近くの学校」など、利用頻度の高い施設へのアクセスです。
地図上では近くても、信号の待ち時間が長く、住んでみると不便といった場所もあるので、自分の足で確かめましょう。
土地の形が正方形に近ければ近いほど、間取りの自由度は高くなります。
逆に、土地の一部が尖っていたり、旗竿地だったりすると、建てられる住まいの形が制限されてしまうので、形状のチェックは必須です。
また、土地がどの方角の道路に面しているかによって、玄関の位置や日当たりなどが変わってきます。
風通しや日当たりをイメージして、快適に暮らせるかどうかも確認しましょう。
周囲よりも低い土地は、大雨や台風で冠水しやすいです。
場合によっては、盛り土などの追加工事を行って、土地を補強する必要があります。
土地の造成工事は高額なので、たとえ相場より安くても、周囲の土地や道路よりも低い土地はあまりおすすめできません。
逆に、道路より高い土地も、土留めや階段、スロープが必要になったりする場合があります。
高低差のある土地を選ぶ場合は、予算に余裕を持たせましょう。
隣地との境界線が定まっていない土地は、隣地の所有者とトラブルになりやすいです。
境界線を示す境界杭が外れていたり、敷地を区切る塀がなかったりする場合、専門の業者に頼んで測量してもらいましょう。
また、実は隣家の塀が越境してきているといった場合もあります。
境界線トラブルは、家を建てた後に発覚すると対処するのが大変です。
測量図や公図を持参して、不審な点がないか確認しましょう。
家は地震や火事から逃げられないので、土地を買うときは災害リスクの調査が必須です。
自治体のハザードマップや浸水履歴を確認したり、地元で長年営業している不動産業者に災害時の被害を聞いたり、元々どういう土地だったのかを確かめたりして、できるだけ安全性の高い土地を選びましょう。
そのほか、避難所までの近さや、経路を確認しておくことも重要です。
国土の狭い日本では、全ての土地に対して「建てても良い建物の種類」や「土地面積あたりの床面積」「建物の高さ」などの制限がかかっています。
そのため、立地や形が良い土地でも、場所によっては建てたい住まいを建てられません。
だからこそ、土地を見学するときは、その土地にどういった建築制限があるのかを確認することをおすすめします。
地図や写真ではわからないポイントの一つが、現地の雰囲気や治安です。
気になる土地を見つけた場合、できれば朝・昼・夜の様子をチェックすることをおすすめします。
たとえば、ゴミ捨て場が汚い、落書きが多い、町内会の掲示板に注意書きが多い地域は、治安が良くない可能性が高いです。
街灯の数や夜の静かさなども確認し、安心して暮らせる場所なのかを調べましょう。
お眼鏡に叶う土地が見つかるまでに必要な期間は、3ヵ月から1年前後です。
もちろん、土地探しを始めてすぐに条件の合う土地と出会う場合もありますが、家を建てるときは、土地探しと並行して新居の仕様も決める必要があります。
土地を先に決めてから新居の設計を始めると、土地の形状や建築制限の関係で、建てたい家を建てられないケースが出てくるため、土地の購入は、ある程度、新居の仕様が固まってから決断しましょう。
後悔しない土地探しをするためには、どのエリアに住みたいのか、予算はいくらなのか、迷ったとき何を優先するのか決めておくことが重要です。
どの土地を選ぶかによって、今後数十年過ごすマイホームの快適さが大きく変わります。
ハウスメーカーや地元の不動産会社に相談したり、現地の様子や建築制限を確認したりして、一番満足度の高い土地に新居を建てましょう。
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今回は、年収500万円で3,500万円の住宅ローンを組むと、どうなるのかを解説していきましょう。
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