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【仙台・宮城】失敗しない!内見時に必ずチェックしたい10のポイントを徹底解説2025-06-15
【仙台・宮城】失敗しない!内見時に必ずチェックしたい10のポイントを徹底解説
「初めて物件の内見に行くけど、具体的にどこを見ればいいのかわからない…」 こうした悩みや不安を抱えている方は少なくありません。 人生でそう何度もない大きな買い物だからこそ、内見の段階から後悔のないようにじっくり検討したいものです。 そこで本記事では、失敗しない物件選びをするために「内見時に必ずチェックしたい10のポイント」を詳しく解説します。 これからマイホームを探し始める方や、既に内見の予定がある方が安心して物件を選べるよう、初心者の方にも分かりやすくポイントをまとめています。 住まいの購入後に「こんなはずじゃなかった…!」と悔やむことがないよう、ぜひ最後までご覧ください。
1. 日当たりと風通し1-1. 日当たりの重要性家を選ぶうえで、日当たりの良し悪しは非常に大切なポイントです。 日当たりが良いと室内が明るく開放的な印象になり、晴れた日は自然光だけで十分過ごせる場合もあります。 また冬場でも太陽光である程度室温が上がるため、暖房費を節約できるメリットもあるでしょう。 一方、日当たりが悪いと室内が暗くなりがちで、湿気がこもりやすくなるなどデメリットが大きくなります。 1-2. 風通しで快適さを左右風通しも快適な住環境には欠かせません。夏場に自然の風が通る住まいは、エアコンに頼りすぎない生活を送れる可能性があります。
逆に風通しが悪いと、室内の熱や湿気がこもってしまい、カビやダニ発生のリスクが高まる原因にもなります。
・実際に窓を開けて空気の流れを体感する
・窓の位置や数、方角を確認する
・窓同士が向かい合う部屋があるかどうかを見る これらを行うことで、「家の中に風の道があるか」を把握できます。
2. 水回りの状態2-1. キッチン・浴室・トイレのチェックポイント水回りは住まいの中でも劣化やトラブルが起こりやすい部分です。
長年の使用による配管の痛みや水漏れ、カビ・臭いなどは生活に大きなストレスをもたらします。 内見時に見るべき例
・キッチンのシンク下の配管に水漏れやサビがないか
・浴室のタイルや壁、天井にカビや黒ずみがないか
・浴槽や洗面ボウルのヒビ・黄ばみの有無
・トイレの床周りや便器の継ぎ目に水漏れや臭いの原因がないか 2-2. 水回りチェックの際の注意点中古住宅の場合、リフォーム履歴があるかどうかを不動産会社に確認すると安心です。 もしリフォーム済みの場合でも、表面だけでなく、配管などの内部がどのようにメンテナンスされているかは要確認です。 使用年数や工事内容によっては、思わぬ出費を強いられるケースもありますので、「修繕箇所」と「修繕時期」を資料などで把握しておきましょう。
3. 壁や天井のシミ・カビ3-1. 雨漏りや結露のサインかも壁や天井にシミやカビがある場合、雨漏りや結露の可能性が否定できません。 特に天井や壁と天井の境目(いわゆるコーナー部分)にうっすらシミがある場合は要注意です。 雨漏りの跡が放置されていたり、結露が慢性的に起こり続けている状況が考えられます。 3-2. シミやカビが引き起こすリスク
・建物の劣化
・健康への影響
・リフォーム費用の増大 こうしたリスクを回避するためにも、壁や天井を見渡すだけでなく、照明や収納の奥まった部分も含めてチェックしておくことが大切です。
4. 床の傾きやきしみ4-1. 歩いてみて初めてわかること床が傾いている場合や、歩くときしむ音がする場合は、建物の構造に問題がある可能性があります。 特に木造住宅で築年数が経過している物件では、床鳴りが起こりやすい傾向にありますが、単なる経年劣化なのか、構造上の深刻な問題なのかの見極めが重要です。 4-2. 傾きやきしみがあった場合の対処
不動産会社に修繕履歴の有無を確認:
専門家の診断を依頼
将来的なリフォーム費用の確認 床のきしみが音だけの問題であれば比較的小規模な修繕ですむ場合もありますが、根本が構造的な歪みだと大掛かりな工事が必要になる場合があります。
5. 収納スペースの広さと使い勝手5-1. 生活動線を考慮した収納収納スペースは暮らしの質を大きく左右します。いくら部屋数が多くても、収納が少ないと家具の配置に苦労し、部屋が狭く感じてしまうこともあるでしょう。 使い勝手の良い収納は「家事の効率化」「部屋のスッキリ感」につながるため、家族構成やライフスタイルに合った収納量や位置を考慮することが重要です。 5-2. 実際に使うイメージを持つ
・クローゼットや押し入れの奥行きや高さ
・玄関収納(シューズボックスなど)
・パントリーや勝手口付近の収納 こうしたイメージを具体的に持ちながら収納をチェックしておくと、後になって「物が入りきらない…」というトラブルを防ぎやすくなります。
6. コンセントの位置と数6-1. 思わぬ盲点になりやすいコンセント家電製品が増えた現代では、コンセントの位置と数を事前に把握しておくことがとても大切です。 部屋のレイアウトを想定した際に、必要な場所にコンセントがないと「延長コードが床を這う」「家具のレイアウトをあきらめる」など不便を強いられるケースが少なくありません。 6-2. チェックのポイント
・LDKや寝室などメインの生活空間
・キッチン周り
・廊下や階段付近
・洗面所 もしコンセント数が不足している場合は、増設工事も検討が必要です。その場合の費用や工期についても不動産会社やリフォーム会社に確認すると安心です。
7. 窓やドアの開閉具合7-1. スムーズに開け閉めできるか内見の際には、ぜひ各部屋の窓やドアを実際に開閉してみてください。 建付けが悪いと、窓を開ける際に大きな音がしたり、ドアが閉まりにくい、ドアと床が擦れているなどのトラブルが見つかることがあります。 7-2. 隙間風や断熱性能窓やドアのパッキンが劣化していると、冬場は隙間風が入ってきて部屋が冷えやすくなり、光熱費にも影響が出る可能性があります。 また、古い窓枠の場合は結露が起きやすいなど、断熱性能に関する問題も出やすいです。 チェックすべきこと
・窓を閉めた際にパッキンがしっかりフィットしているか
・ドアを閉めたときにガタつきや隙間がないか
・二重サッシやペアガラスが採用されているか 窓やドアの状態は暮らしの快適性だけでなく、防犯面にも関わりますから、手を抜かず確認しておきましょう。
8. 外壁や屋根の状態8-1. 外観のチェックはプロの目も必要外壁や屋根は、家を長期間保護する大切な部分です。ひび割れや塗装の剥がれ、コケや藻の付着などが見られる場合、経年劣化が進んでいる可能性が高いです。 内見時に可能な範囲で目視できる部分をチェックするのはもちろんのこと、より詳細な状態を知りたい場合はホームインスペクターなど専門家のサポートを受けるのも一つの方法です。 8-2. 外装リフォームの履歴と将来のメンテナンス
・リフォーム履歴
・外装材の種類
・修繕積立金(マンションの場合) 家の“顔”ともいえる外壁や屋根の状態は、将来的なメンテナンスコストを大きく左右します。資産価値を維持するうえでも軽視できないポイントです。
9. 周辺環境と騒音9-1. 内見だけではわからない生活音物件そのものが良いと感じても、いざ住んでみたら周辺道路の車の走行音や、近隣施設の騒音が気になる場合があります。 特に交通量の多い道路沿いや鉄道、高架下などは昼夜を問わず騒音に悩まされる可能性があるため、できれば内見は複数の時間帯にわけて足を運ぶのがおすすめです。 9-2. 生活利便性を確かめる
・スーパーやコンビニ、ドラッグストアまでの距離
・学校や保育施設の位置関係
・病院や役所、銀行など
・公園や recreational施設 立地は物件選びの大きな決定要素の一つです。周辺環境もトータルに見て、暮らしやすいかどうかを検討しましょう。
10. 共用部分の管理状況(マンションの場合)10-1. マンションの共用部分が映し出す管理の質マンションの場合、エントランスや廊下、駐輪場、ゴミ置き場などの共用部分をチェックすることで、管理組合や管理会社がどの程度しっかり機能しているかを推測できます。 清掃が行き届いているか、掲示板の情報が最新になっているかなどは、住民の意識の高さや管理体制を知る重要な手がかりです。 10-2. 管理が行き届いていない場合のリスク
・設備の故障が放置される
・修繕積立金の不足
・治安の悪化 マンションの資産価値は共用部分の管理状態とも密接に関わります。 購入後に「想定外の管理費・修繕積立金の値上げに直面した…」ということがないよう、しっかり確認しておきましょう。
【まとめ】内見時にチェックすべき10のポイント
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