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ローコスト住宅は後悔する?ローコスト住宅のメリット・デメリット

2024.06.10

ローコスト住宅は後悔する?ローコスト住宅のメリット・デメリット

低価格で家を新築したいなら、ローコスト住宅の購入を検討しましょう。

ただし、ローコスト住宅は、一般的な住宅に比べて建築費用が安い分、住宅性能や保証などは高性能な住宅よりも劣ります。
メリット・デメリットを把握せずに手を出すと、後悔する場合もあるため、コストを抑えて新居を建てたいなら、ローコスト住宅の特徴やメリットを知っておきましょう。

今回は、ローコスト住宅の定義を始めとして、ローコスト住宅がほかの家よりも安い理由、ローコスト住宅のメリット・デメリットなどをお伝えします。

ローコスト住宅とは

ローコスト住宅とは、さまざまな手段を駆使して建築費用を抑えた注文住宅のことです。
一般的に、ハウスメーカーに設計から依頼して注文住宅を建てる場合、坪単価60~70万円以上の予算が必要になります。

しかし、ローコスト住宅は、近年の人件費・燃料費・材料費の高騰を考慮しても、一坪あたり40万円前後で新築可能です。
通常の注文住宅であれば、30坪で2,100万円かかる施工費用を、ローコスト住宅なら1,200万円前後まで抑えられます。

ローコスト住宅が他の物件より安い理由

●仕様や規格を揃えているから

ローコスト住宅が他の物件よりも安い理由は、住宅の仕様や規格を統一しているからです。
シンプルな設計とデザインを採用することで、設計や住居のデザインにかかる費用を節約し、住宅に使う建材も、できるだけ加工なしで使えるように工夫しています。
複雑な技術、コストの高い職人のみ実現できる技術などを使わず、シンプルな設計の家をシンプルな構造・材料で建てることで、コストカットしているのです。

●建材・設備を大量発注しているから

ローコスト住宅は、建材を大量に発注することで、仕入れコストを抑えています。
一般的な注文住宅は、一棟ずつデザインも間取りも異なるため、同じ建材を大量に発注しても、上手く使いきれません。

しかし、規格を統一しているローコスト住宅なら、全ての住宅で同じ建材を使います。
まとまった量を仕入れても問題なく利用できるのです。
仕様や建材が同じである以上、施工方法も共通なので、建材だけでなく住宅設備も大量購入で節約しています。

●宣伝・広告費を抑えているから

宣伝・広告費を最小限に抑えていることも、ローコスト住宅が安い理由です。
ローコスト住宅のメーカーは、テレビCM・新聞広告などお金のかかる宣伝方法をできるだけ使わず、ネット広告、SNSやチラシの配布、口コミなどを活用しています。
ただし、宣伝方法や技術に問題のある業者もゼロではありません。
ローコスト住宅を選ぶ際は、複数の業者に話を聞き、各業者の対応や施工技術を比較することが重要です。

ローコスト住宅を買うメリット

●金額が安い分返済負担が少ない

ローコスト住宅は、価格が安い分借り入れ額も少なく済むため、住宅ローンの返済負担が軽いというメリットがあります。
月々の返済額を減らせば、想定外の出費があったり、転職によって収入が下がったりしても、ローンを滞納する心配がありません。
住宅ローンを滞納すると、最終的に家を手放すことになるので、ローコスト住宅はローンのリスクを抑えたい方におすすめです。

●住宅ローンを組みやすい

住宅ローンの融資は、借り入れ額が高ければ高いほど審査が厳しくなります。
ローコスト住宅であれば、借りる金額が少ない分、利用者が滞納をするリスクも低いため、ローン審査を通りやすいです。
収入がそれほど高くない方や、頭金をあまり用意できない方も、ローコスト住宅ならマイホームを持てるというメリットがあります。

●仕様がある程度決まっておりあれこれ考える必要がない

ローコスト住宅は、間取りやデザインを統一しているので、住宅の細かい仕様を決めるためにあれこれ悩んだり、考えたりする必要がありません。
家は欲しいが強いこだわりはないという方や、忙しくて打ち合わせの時間を十分に取れない方にとって、ストレスなく購入できる物件です。
また、ローコスト住宅の業者は、同じ仕様の家を何棟も建設しており、作業手順が効率化されているため、工期が短いというメリットも持っています。

●お金をかけたい場所に全力投入できる

ローコスト住宅は、オプションの追加が可能です。
基本的な部分が安いので、キッチンだけ豪華にする、リビングにお金をかけるなど、お金をかけたい場所に全力投入できるというメリットがあります。
オプションを使わず、室内に置く家具や設備にお金をかけても良いでしょう。
住宅性能等をある程度、妥協できるなら、予算内で好みの住宅を実現できます。

ローコスト住宅のデメリット

●自分好みにカスタマイズするのは難しい

ローコスト住宅は、仕様が決まっているため、間取りや家全体のデザインを細かくカスタマイズするのは難しいです。
オプションはありますが、ある程度、決まったものを選んでいくかたちなので、標準仕様が好みに合わない場合は、別のハウスメーカーを検討した方が良いでしょう。

また、ローコスト住宅は、標準仕様がお得な分、オプションは割高です。
あれこれと希望に合わせてオプションを追加すると、結局一般的な注文住宅と同じくらいの金額になってしまいます。

●耐震性・断熱性能・防音性などの基礎性能は高くない

ローコスト住宅は、コストを抑えるために建材や工法などを最大限節約した住宅です。
そのため、耐震性・断熱性・気密性・防音性といった住宅の基礎性能は、高品質な物件ほど期待できません。
日本は、地震や台風などの自然災害が多いので、特に地震に対する強さを妥協すると後悔する場合があります。
また、価格の安い設備や建材を使っていることによって、メンテナンスや修繕の頻度が増える可能性があることも、考慮しておきましょう。

ローコスト住宅を選んで後悔しないための注意点

●オプションなしでどこまでできるか確認する

ローコスト住宅はオプションが割高なので、標準仕様でどこまで対応できるのかを確認することが重要です。
標準仕様で満足できれば、オプションの追加を必要最小限に抑えられるので、予算オーバーを防げます。
基本的には、後からリフォームなどで改善しづらい部分、耐震性などの基礎性能が高いメーカーのローコスト住宅がおすすめです。

●総費用でコストを考える

ローコスト住宅は、安くてお得な部分が注目されがちですが、実際にはオプションやその他費用がかかることも珍しくありません。
本体価格が安くても、最終的に支払う住居費の総額が高ければお得感は薄れます。
ローコスト住宅のメリットを活かせなくなってしまうので、ローコスト住宅を選ぶ時は、総費用でコストパフォーマンスを考えることが大切です。

●保証についてチェックする

新築住宅は、最低10年間のメーカー保証が法律で義務付けられており、ローコスト住宅の場合、10年で保証期間が終わります。
しかし、一般的なハウスメーカーでは、20~30年の長期保証を提供しているケースが多いです。
大手・中堅クラスのハウスメーカーに比べると、ローコスト住宅は保証が弱いため、できれば有料で保証期間を延長できる業者を選びましょう。

まとめ

ローコスト住宅は、注文住宅よりも安く家を新築できます。

ただし、コストを徹底的にカットしている分、自由なカスタマイズが難しい、住宅性能がそれほど高くない、オプションが割高なので追加すると結局高くなってしまうなど、注意点も多いです。

ローコスト住宅を選ぶ時は、標準仕様が好みに合っているか、保証内容が充実しているか等を確認し、費用の総額を予算内に収めましょう。

 

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