バブル期に建てられたマンションは住むのに向いている?向いていない?

マンションを購入する時に、新築マンションを買うか、割安な中古マンションを買うかで迷うことがあるでしょう。
中古マンションでも建てられた時期により内装の流行や設備面での良し悪しというものがあります。
そこで日本で一番物が売れた時代と言われる、1980年代後半のバブル期に建てられたマンションが、今から買うのに適しているのかどうかを考えてみましょう。

バブル期のマンションを買うメリット

まずバブル期のマンションは、価格が高かった分、内装などにも凝って作られたものが多かったことが特徴として挙げられます。
階段などの造作も彫刻が施されていたり、各所に趣向を凝らした作りがされていたり、凝った共用設備がある物件が多いのです。
高くても売れる時代だっただけに、付加価値を物件に与えるために、様々な趣向を凝らしたマンションがありました。
普通ならばまず使わないようなヘリポートがあるものもありますし、パーティールームやスポーツジムなどもこの時期から増えてきた設備といえます。
また住んでいた人間に富裕層が多かっただけに、修繕費もしっかりと支払われて、大規模修繕も定期的に行われ状態が良いまま保たれているものも比較的多いです。 築20年以上のマンションというと、その設備の陳腐化や老朽化が気になる人も多いでしょうが、バブル期のマンションでも乱立する前の早い時期に作られたものならば、しっかりと管理されているものが多いです。
さらにマンションが本格的に増えてきた時代なので、今から建てられるマンションよりも立地が良いものが多いのも特長と言えます。 今から建てられるマンションは当然空いている場所に立てるしか無いので、良い立地はすでに昔建てられたマンションで埋まっています。
駅近くや買い物に便利な場所を重視するのであれば、バブル期のマンションの方が良いものを見つけやすいでしょう。

バブル期のマンションに潜むリスク

一方でバブル期のマンションは数多く建てられていたので、外装や見かけは良いのですが、堅牢性や耐震性において不安が残るという意見もあります。
工期を早めるためにどうしても工法を省いたり、コストダウンを構造の部分でしていたりしたものもあると言われます。
ただし仙台に建てられたマンションはすでに震災を経験しているわけですから、そこで問題がなかったマンションであれば耐震性や安全面に不安はないでしょう。
もう一つの問題は維持費です。富裕層が住んでいたマンションも、築25年から30年も経った今では安く買えるようになり、豪華な見た目につられて欲しくなるかもしれません。
しかし設備や見た目に拘っているということは、それを維持するための費用も当然かかります。
物件価格が安くても、毎月の管理費や積立修繕費が住宅ローンと同じぐらい掛かり、さらに住宅ローンを完済しても修繕費の支払いは、済み続ける限りずっと家計にのしかか ってきます。
そういったランニングコスト、家の維持費を総合的に考えてから、バブル期に建てられたマンションの購入を検討するようにしましょう。

 

 

 

 

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