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魅力的な物件広告づくりのポイント!マンション編

2021.04.08

魅力的な物件広告づくりのポイント!マンション編

手持ちのマンションをより良い条件で売るために重要なのが、魅力的な物件広告を作ることです。
ただ、デザインの仕事をしている人でもない限り、具体的にどういった物件広告が買い主に受けるのかわからないというケースが大半でしょう。
そこで今回は、マンションを売却する際に知っていると役に立つ、魅力的な物件広告づくりのポイントをご紹介します。

物件写真にこだわる

●写真撮影は晴れた日の日中がベスト

マンション広告において、非常に重要なのが外観と内部の物件写真です。
多くの場合、マンションの購入者はまず不動産のポータルサイト等を使って気になる物件を探します。
一瞬で数百もの物件を検索し、一覧で表示できる現代において、「目を引く写真がない」物件は、それだけで詳細をクリックしてもらえません。
なお、曇っている日や雨の日は写真の写りが悪くなるため、基本的に物件写真は良く晴れた日の日中に撮りましょう。

●マンションの様子が分かるように写真を撮る

マンションの物件写真を撮影する際のポイントとして、おすすめしたいのが「周辺環境や暮らしぶりが分かる写真」を用意することです。
同程度の予算のマンションであれば、間取りや部屋のデザインにそう大きな違いはありません。
しかし、マンションによって周辺環境はさまざまです。

  • 最寄り駅
  • 近くのスーパー
  • 病院や薬局
  • 保育所

といった生活に密着するマンションの周辺環境が分かる写真を撮って、買い主に「マンションを買った後の生活」をイメージさせましょう。
マンションは差別化が難しいからこそ、「こういう暮らしがしたい」と感じさせられると有利です。
生活をイメージできる写真があれば、物件に対する印象も良くなりますし、ライバル物件との差別化にもつながります。

●部屋の写真は撮り方を工夫する

室内の写真に関しては、間取りやデザインに合わせて撮り方を調整しましょう。
たとえば、同じ角度でも高さを上げてカメラを下向きにすると、俯瞰の写真を撮影できます。
画角に天井が入ると空間を狭く感じてしまうため、広々とした様子を撮影したい場合はやや高い位置から床を大きく写すのがおすすめです。
また、広角レンズを使用したり、カーテンやドアを開け放ったりして開放感を演出するという手もあります。
見せ方ひとつで部屋の印象は大きく変わるため、「マンションの購入ターゲット」が好む写真を意識して撮ると良いでしょう。

●写真撮影の前に掃除しよう

見栄えの良い室内写真には、事前の清掃が必要不可欠。
高画質の写真だと想像以上に細かい部分まで写るため、物件写真の撮影日までに家中を掃除しておきましょう。
特に注意したいのが、ドアノブやシンク、蛇口といった金属部分です。
光を反射する素材は人目を引きますし、中古物件を購入する層の多くが水回りの清潔感を重点的にチェックします。
できれば、単に掃除するだけでなく、金属磨きなどを使って金属部分を磨き上げましょう。

図面だけでなく3Dイメージを使う

●3Dイメージがあれば住居の様子をより正確にイメージできる

マンション広告は、物件写真に平面図を付けたものが一般的です。
ただ、不動産業でもない限り、平面図から具体的な間取りや空間の広さをイメージできません。
そこで役立つのが、3Dイメージです。
CGを使って間取りを再現したり、3Dイメージから模型を作成したりしておけば、住宅の細かい部分までネットや店舗案内で確認してもらえます。

●動画を使うという手も

物件広告としては、動画の利用もおすすめです。
玄関から順に各部屋の様子を確認するムービーを撮影しておけば、写真ではわからない立体感や奥行きを買い主に理解してもらえます。
動画自体は専門的な機器がなくても、スマホなどで十分代用可能です。
手ブレに気をつけて撮影を行い、室内の様子を見せられるように動画ファイルを準備しましょう。

文章を工夫して広告の負担を軽減する

マンション広告で、最も目立つのは写真です。
しかし、写真だけを見せても物件の詳細はわかりません。
そのため、マンション広告では文章の工夫も必要です。

たとえば、そのマンションを購入することでどういう生活を送れるのかをキャッチコピーにまとめれば、「家族連れ」や「海の近くに住みたい世帯」など、特定の好みを持った世帯へマンションの魅力をアピールできます。

また、物件の詳細を記入する際に、数字を利用するのもおすすめです。
数字を使うことで物件の様子をイメージしやすくなりますし、文章に説得力も生まれます。
「広々としたリビング」より、「20畳のリビング」と記載した方が物件の詳細の理解がスムーズに進むでしょう。

まとめ

魅力的な物件広告は、写りの良い物件写真を複数用意すること、3Dモデルや動画を利用すること、キャッチコピーなどの文章を工夫することで作成可能です。
マンション売却は、いかに魅力を持った広告を作れるかどうかで問い合わせ数や内覧の申し込み数が変わってきます。
物件広告づくりに力を入れて、所有しているマンションを少しでも良い条件で売却しましょう。

 

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