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移住希望者必見! 宮城県内の子育て支援制度まとめ

2018.06.05

子育て

宮城県では、多くの地域で子育て世帯の移住を推進しています。ただ、子どもの成長や進学のことを考えれば、できるだけ子育て支援が充実している市町村を選ぶべきです。

今回は、市町村によって異なる子育て支援制度の一部をご紹介します。

地域別子育て支援制度まとめ

子育て支援制度は、非常にメジャーな移住者支援です。県内に35ある市町村の内、32の市町村で子育て支援が行われています。数が多いだけに、どこを選べば良いのか迷いやすいので、移住候補先の支援制度をよく確認しておきましょう。 なお、同じ市町村でも、制度によって問い合わせ先が違う点にも注意が必要です。

●仙台市

仙台市では、出産・育児に関する制度の紹介や子育て関連情報をまとめた、「たのしねっと」を区役所で配布しています。市のホームページからPDF版をダウンロードできます(http://www.city.sendai.jp/kodomo-chiiki/kurashi/kenkotofukushi/kosodate/joho/joho/tanoshinetto.html)。

●登米市

登米市の子育て支援は、子どもの預かりや送迎、産前産後のサポートです。地域に住む子育て支援を受けたい人と、支援したい人を組織化してあっ旋しています。

また、1歳未満の乳児がいるご家庭には、紙おむつ等の育児用品も配布。保育料や幼稚園の授業料と給食費に関しては、第2子なら半額、第3子以降は無料でお得です。ほかにも、認可外の保育園等を利用している場合、毎月1万5,000円まで補助金がもらえます。

●栗原市

保育所や幼稚園に同時に2人以上入所したご家庭は、2人目以降の授業料や保育料が無料です。また、経済的な事情から小中学校への就学が難しい場合、給食費等の必要経費を一部補助してもらえます。

市内にある幼稚園では、全施設で延長保育や一時預かりも実施しているので、働くお母さんも安心です。他にも、3ヶ月健診の際にボランティアで絵本の読み聞かせを、3歳児健診の際は絵本を1冊もらえるなどの子育て支援を用意しています。

●大崎市

託児や子育ての相談等ができる、「子育てわくわくランド」を設置。出産前後に手が足りない場合、育児や家事を手助けするヘルパーも派遣してもらえます。

●石巻市

希望者に対して、母子手帳だけでなく父子手帖を配布。市内12ヶ所に「地域子育て支援センター」を設置しており、子育て支援や相談(メール相談もあり)を行っています。

●塩竈市

市内に地域子育て支援センターを設置。また、ファミリーサポート、つどいのひろば、ほほえみ広場、藤倉児童館、放課後児童クラブなども運営しています。子育て支援住宅も利用できるため、周囲に気兼ねなく子育てが可能です。

●気仙沼市

市内のファミリーサポートセンターを利用できます。

●白石市

第3子以降は、保育料がかかりません。子育てに関する情報をまとめた「子育てホッとマップ」も配布するほか、子育て支援コーディネーターへの相談も可能。生後半年から小学校入学までは、一時預かりも頼めます。

●名取市

私立の幼稚園に通う場合、1人につき年間6,000円を交付。また、お子さんが病気になって安静が必要な場合は、看護士や保育士が子どもを預かってくれるサービスも実施しています。「病院に行って治療はしてもらったけど、治るまで仕事を休むわけにもいかない」といった場合に便利です。

●角田市

乳児がいるご家庭に紙おむつ用ごみ袋を1回支給されます。また、小学校の入学時に、子育て応援券を配布。第3子以降が小学校に入学する場合、1人につき3万円分の商品券ももらえます。

●多賀城市

移住者向けに母親交流会を実施し、子育てガイドブックを配布。

●岩沼市

  • ロタウイルスの予防接種
  • おたふくかぜの予防接種
  • 里帰り出産等によって県外で出産する場合の予防接種費用
  • 中学校3年制のインフルエンザ予防接種

に対する助成金がもらえます。発達などに悩みを持つお子さんの相談も実施。また、出産後はボランティアが家庭訪問を行い、子育てに関するアドバイスするという制度も。カレンダーやガイドブック、年に1度のバスツアーなど、子育てに関する情報発信や親同士の交流イベントの開催にも積極的な自治体です。

●東松島市

第2子の保育料が半額、第3子以降の保育料は無料になります。

●蔵王町

第3子以上の出産時に、お祝い金を交付。4万8,000円分の紙おむつ券ももらえます。そのほか、予防接種の助成金等も豊富です。

●七ヶ宿町

子育て支援金として、

  • 第1子は30万円
  • 第2子は50万円
  • 第3子は70万円

の補助金がもらえます。子どもの保育料や予防接種も無料です。乳幼児の健診に、3歳まではおむつの費用も助成してもらえます。

●村田町

第3子以降は、幼稚園の授業料が無料です。保育所等を利用する場合、幼稚園の授業料と同じ金額を助成してもらえます。また、子育て相談の受け付けや子育てサークルの運営など、子育て支援センターではお子さんの年齢に合わせたサポートも充実。

まとめ

多くの市町村で行われている子育て支援制度は、サポート内容が非常に複雑です。お子さんの年齢によって移住に最適な自治体も変わってきます。移住先の住まいに関するお悩みも受け付けているので、宮城県に移住する際はぜひ当社にご相談ください。

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