
3人家族の平均的な生活費はいくら?内訳や節約方法をまとめました!
今回は、新生活を迎える前に押さえておきたい、3人家族の平均的な生活費やその内訳、生活費を節約するためのポイントなどをご紹介します。
2025.01.31
マンションやアパートといった集合住宅の構造には、「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」「鉄骨造(S造)」などがあります。
見た目は同じでも耐震性や耐火性、コストなどに違いがあり、住まいに求める条件によっては構造の違いを理解しておくことも大切です。
ここでは、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)の違いについて、これだけは知っておきたいポイントを解説します。
まず、それぞれがどのような構造なのかをお伝えします。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)とは、鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた構造です。
鉄筋を鉄骨の柱のまわりに組みコンクリートで施工することで建物の強度を高めます。
また、柱や梁を細くすることができ、住空間を有効活用しやすいという特徴もあります。
この特徴から、タワーマンションなどに採用されることが多いです。
ただ、近年はコンクリートの性能向上により、鉄筋コンクリート造(RC造)のタワーマンションも増えています。
鉄筋コンクリート造(RC造)は、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造のことです。
一般的にコンクリートのみで作った建物は、高重量には耐えられるものの、引っ張る力がかかると壊れやすいという弱点があります。
そこで、鉄筋を使って引っ張られてもちぎれない構造にすることで、単なるコンクリート造よりも頑丈な建物が建てられます。
鉄骨造とは、柱や梁などの骨組みに鉄骨を使う構造のことです。
鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造と比べると強度は劣りますが、建築コストは安いです。
また、事前に工場で部材を組み立てて現場に持ち込めるため工期が短いという特徴もあります。
鉄骨鉄筋コンクリート造の一番の特徴が、耐震性や耐久性が高いこと。
鉄筋コンクリート造に頑丈な鉄骨を加えた建物なので、高い強度を確保できます。
鉄骨を軸組み構造にした建物であれば、揺れが分散されて建物の破損を抑えやすいといわれます。
また、鉄骨鉄筋コンクリート造は、柱や梁を細くしても頑丈な建物をつくれます。
柱と柱の間も広くとれるため、広々とした空間を実現しやすいこともメリットです。
さらに、柱や梁の出っ張り部分も少ないため、すっきりした空間にもなります。
このほか、耐火性や防音性でも鉄骨鉄筋コンクリート造の優位性は高いとされます。
一方のデメリットは、コストが高いことです。
鉄骨鉄筋コンクリート造は、鉄骨と鉄筋、コンクリートを使用するため材料費が高くなります。
また、施工も複雑で工期が長くなることから人件費も高くなりやすいです。
コストの高さから、物件数は他の構造の建物より少なく、好条件の物件を見つけにくいこともデメリットといえるでしょう。
ほかにも、鉄骨を使うため設計の自由度が低いことや、気密性が高いため喚起に注意しないと結露やカビが生じやすいといったデメリットもあります。
鉄筋コンクリート造も、耐震性や耐久性、防火性などが高い点がメリットといえます。
耐震性の観点では、大きな地震のような建物に強い力がかかっても、鉄筋がコンクリートを保持するため建物の破損を防いでくれます。
設計の自由度が高いことも鉄筋コンクリート造のメリット。
鉄骨を使わないため間取りの制約が少なく、さまざまなライフスタイルに適した物件を見つけやすいといえます。
近年は強高度コンクリートの登場で、鉄筋コンクリート造のタワーマンションも増えています。
こうした点でも、物件の選択肢が広がっているようです。
中高層の鉄筋コンクリート造の建物は、頑丈な鉄骨がないため、耐震性を高めるには柱や梁の鉄筋を太くしなければなりません。
そのため、空間が圧迫されやすいことがデメリットの一つです。
設計の自由度が高いとはいえ、間取りによっては家具を置くスペースが限られたり、部屋が狭く感じたりする物件もあります。
また、建築コストが高いこともデメリット。
鉄骨鉄筋コンクリート造と比べれば安いですが、鉄骨造と比べると高いです。
ほかにも、気密性が高く喚起に注意しないと結露やカビが生じやすい点もデメリットです。
鉄骨造の一番のメリットが、建築コストの安さです。
鉄骨造でも「軽量鉄骨造」の場合、アパート程度のサイズであれば、木造とほとんど変わらない価格で建築できます。
コストが安ければ、その分、購入時の金額や家賃も下がるので、家計の負担を抑えられます。
工場で部材を組み上げ、現地で組み立てるプレハブ方式であれば、施工期間が短くなることも特徴です。
鉄骨造にはもう一つ「重量鉄骨造」もあります。
建築コストは軽量鉄骨造より高くなりますが、部屋と部屋の壁を取り払って大空間にしたり大きな窓を採用したりといった、設計自由度の高さがメリットといえます。
ほかにも、通気性が比較的によいため、結露やカビが生じにくいという点もメリットです。
鉄骨造は、火事に弱いです。
鉄は高熱にさらされるとやわらかくなり、強度が下がります。
そのため、火事になると骨組みが弱くなり建物が倒壊したり傾いたりするリスクがあるのです。
鉄骨造のマンションやアパートを選ぶときは、火災保険の補償内容を充実させることも検討しましょう。
また、音漏れがしやすいこともデメリット。
鉄骨造は、柱や梁、壁といった部材と部材の間を密閉するのが難しく、隙間が生じやすいです。
そのため、防音性を高めることも難しいのです。
部屋の中で防音対策をしても、壁や鉄骨経由で音や振動が伝わってしまい、ある程度の音漏れは覚悟する必要があります。
それぞれのメリット・デメリットをお伝えしたところで、施工方法や住まいに与える影響といった観点から、建物の違いをみていきましょう。
鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造の違いは、「頑丈な鉄骨の有無」という点です。
鉄骨鉄筋コンクリート造では、頑丈な鉄骨を用いてその周囲に鉄筋を組み、コンクリートを流し込んで施工します。
これに対して鉄筋コンクリート造は鉄骨を用いず、鉄筋で骨組みをつくりコンクリートを流し込む施工方法です。
なお、鉄骨造はコンクリートを用いず、鉄骨を接合しながら施工していきます。
耐久性・耐震性がもっとも高いのは、鉄骨鉄筋コンクリート造です。
次いで鉄筋コンクリート造、鉄骨造の順になります。
鉄骨造は耐久性・耐震性が低いという見方もできますが、能登半島地震のような大きな地震にも耐えられる建物もつくれます。
免震構造にすれば、さらに強度を高めることも可能です。
耐火性の観点では、鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造は、ほぼ同じです。
鉄骨造は、不燃材料であるコンクリートを使わないこと、また鉄骨が熱を伝えやすいことなどから、耐火性は低い傾向にあります。
ただ、耐火被覆工事などにより鉄骨造の耐火性を高めることは可能です。
防音性に関しても、鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造は、ほぼ同じです。
これらと比べて、鉄骨造は防音性が低いとされます。
もっとも、鉄骨造でも太い柱を使った「重量鉄骨造」では壁が厚いため、「軽量鉄骨造」よりも防音性は高いといわれます。
防音性は、壁や床の厚さと気密性がポイントです。
一般的には、コンクリートの壁や床は厚いため防音性は高いとされていますが、壁が薄かったり窓やサッシに隙間があったりする物件では音漏れが気になることもあります。
物件の下見をする際に、確認した方が確実でしょう。
通気性は、壁や床が薄い鉄骨造が高いといわれます。
カビや結露の発生を抑えられる点でも、鉄骨造の建物が有利です。
鉄骨鉄筋コンクリート造と鉄筋コンクリート造は、気密性が高いため換気に注意が必要です。
建築コストがもっとも高いのは、鉄骨鉄筋コンクリート造です。
材料費の高さや複雑な施工をするため、建築費は高くなります。
鉄筋コンクリート造は、鉄骨鉄筋コンクリート造よりも安く建てられますが、鉄骨造に比べて割高です。
最も安く建てられるのは、鉄骨造になります。
ただし、ランニングコストも含めると、気密性の高い物件は光熱費を抑えられる傾向があるため、トータルコストは鉄筋コンクリート造が安いという見方もできるでしょう。
「鉄骨鉄筋コンクリート造」「鉄筋コンクリート造」「鉄骨造」いずれの構造にも、メリットがあればデメリットもあります。
メリットを最大化するには、住まいに求める機能を明らかにしたうえで、物件を選ぶことが大切です。
耐震性や耐久性といった安全性の高さを求める人なら、鉄骨鉄筋コンクリート造が向いているでしょう。一般的な安全性があれば良いという方なら、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の建物でも大丈夫です。
このうち、耐火性や防音性を気にする方なら鉄筋コンクリート造、通気性やコストが気になる方なら鉄骨造が適しています。
ただ、物件によってはこれらの特性が発揮できていないものも少なからずあります。
家を探すときは、住宅の構造は目安程度に考えて、実際に自分の目と耳で良いと思った物件を購入しましょう。
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