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column 780.
空き家売却のメリットは?家を手放すリスクや成功戦略も解説2021-12-29
空き家売却のメリットは?家を手放すリスクや成功戦略も解説
空き家売却のメリットは、維持費や固定資産税などの負担から解放され、まとまった現金を得られることです。 そこで今回は、空き家売却を進める上で知っておきたい売却のメリット・デメリットや、仲介と買取の違い、信頼できる不動産業者の選び方などを解説します。 空き家を放置するリスクと売却の必要性維持管理のコストが必要で税金の負担もある
空き家は、所有し続ける限り、維持管理の必要な資産です。 空き家を放置すると、時間・労力・金銭といったさまざまなコストを抱え続けることになるため、空き家を使わないなら売却を考えましょう。 建物が急速に劣化する
空き家を放置するリスクの中でも、注意したいのが建物の劣化・老朽化です。 少しでも良い条件で空き家を手放すためには、可能な限り早く売却手続きを進める必要があります。 近隣トラブルや犯罪を誘発するリスクがある
空き家の倒壊や台風によって飛ばされた外壁材が原因で、誰かを怪我させてしまった場合、責任を取るのは空き家の所有者です。 空き家が増えると地域の治安や景観に悪影響が出ますし、問題が起きれば近隣住民に迷惑をかけてしまうため、空き家の放置はおすすめできません。 「特定空き家」指定を受けると行政処分の対象に空き家対策特別措置法という法律ができたことで、倒壊の危険性等があると住民から通報のあった空き家は、自治体によって「特定空き家」に指定されるようになりました。 特定空き家に指定されると…
「誰も住んでいない家だし、遠方だから放置しておけば良い」という考えは危険です。 空き家売却のメリット売却によって金銭的・心理的メリットが手に入る
住宅ローンを完済している場合、空き家売却で得たお金の大半を自由に使えます。 空き家を持ち続ける以上、管理者として責任を負うことになるため、今後空き家を使う予定がないのであれば、手放した方が安心して暮らせます。 地域の活性化を促せる
空き家売却は、地域の活性化を促す手段の一つです。 使っていない家を売ることが、ある種の人助けになると思えば、売却を迷っている方も気持ちよく売却準備を始められるでしょう。 空き家売却のデメリット思っているほど高く売れないケースが多い
築年数の古い戸建てや、地方・郊外の物件は、市場での需要がそれほど高くないため、期待していたほどの価格で売れないケースが多いです。 特に、自身が昔住んでいた実家など思い入れのある物件は、比較的、高く見積もりやすい傾向があるため、注意が必要です。 空き家売却では、客観的な売却予想額・査定額を見極める必要があります。 売却に時間がかかり譲渡所得税も考慮する必要がある
不動産売却の方法は、大きく分けると仲介と買取の2種類あり、仲介は市場を介して買い主を探す必要があるため、時間のかかる手続きです。
また、不動産売却によって利益が出た場合、譲渡所得税と呼ばれる所得税の納税を求められます。 思い出の残る資産を手放すことによる心理的な負担も
家族との思い出が詰まった家や、先祖代々受け継いできた資産を手放すこと自体に、負担を感じる所有者は多くいます。 空き家の売却方法を紹介!仲介と買取の違いとは「仲介」による売却仕組みと特徴 「仲介」は、不動産業者と契約を結び、売り主の代わりに買い主を見つけてもらう、不動産の売却方法です。
「買取」による売却仕組みと特徴 「買取」は、不動産業者に、直接空き家を買い取ってもらう方法となっています。
買取業者は引き取った空き家をリフォームしたり、修繕したりして再販しているため、買取価格は市場価格よりも安くなります。 空き家売却では仲介と買取どちらがおすすめ?【仲介がおすすめ】
買い主が見つかるまで待つ時間的余裕があり、少しでも空き家を高く売りたいなら、仲介による売却がおすすめです。 【買取がおすすめ】
とにかく急いで空き家を手放したいなら、買取の利用がおすすめです。 売却価格と売却スピード、どちらが重要かは売り主によって違うため、自身の事情に合わせて仲介と買取を使い分けましょう。 空き家売却を成功させるためのポイントと賢い不動産業者選びのコツ空き家の状況・状態に合わせた売却戦略を立てよう
空き家は、状況や状態によって適した売却戦略が変わります。 余裕のあるスケジュールで売却を進めよう
空き家売却を余裕のないスケジュールで進める場合、何としても一定の期限までに不動産を売る必要があるため、良い条件での売却が難しいです。 複数の不動産業者へ査定の依頼をしよう
空き家の査定は、複数の業者に査定を頼みましょう。 地域密着型で実績豊富な不動産業者がおすすめ
空き家売却を依頼する不動産業者選びで悩んだ時は、空き家のある地域で長年営業している、実績豊富な不動産業者を頼るのがおすすめです。 まとめ
空き家は、持っているだけで管理の手間や維持費がかかります。
ただし、仲介も買取も、契約する業者次第で売却結果が変わりやすい取引です。 |