column 524. 暮らす

仙台東照宮の魅力とは

2018.12.14

仙台東照宮の魅力とは

今年も残すところあとわずかとなりましたね。
皆様は年越しをどのようにお過ごしになられますか?
仙台にお住みなのですから、やはり仙台東照宮へ初詣でしょうか。

仙台東照宮とは

仙台東照宮は1954年に伊達政宗公の次男で仙台藩2代目藩主の伊達忠宗公によって創立されました。
伊達政宗公の没後、仙台藩の領内では大火、大洪水等の災害が続き、仙台藩の財政は重大な危機に陥りました。
しかし徳川幕府の物心両面の援助により危機を脱し、基本的な体制を確立することができました。
このような背景から忠宗公は、徳川家に対する感謝の証として、1649年、時の将軍「徳川家光公」に東照宮創建を願い出て直々に許可を得ます。
そして社殿の造営、神社を維持管理するための御宮町の制定を始め、仙台最大のお祭りである東照宮御祭礼の斎行など、東照宮を仙台藩の守護神とする取り決めを行いました。
東照宮と聞くと徳川将軍家によって創建された日光や久能山の東照宮をイメージされる方が多いと思いますが、北は北海道、南は長崎まで、各藩主などが建てたものが全国各地に47社あります。
「仙台東照宮」はその中のひとつです。正式名称は「東照宮」なのですが、他の東照宮と区別するために「仙台東照宮」と呼ばれています。

仙台東照宮は重要文化がいっぱい

〇石鳥居
仙台東照宮の入り口に見えるのが国の重要文化財に指定されている石鳥居です。
この石鳥居は奉納した伊達忠宗の妻である振姫の出身地である岡山県犬島から運ばれた花崗岩で出来ています。
また、この石鳥居は宮城県で一番古い鳥居とされていています。

〇随神門
石鳥居をくぐって参道を歩いて行くと、そこに随神門があります。随神門とは門を守る仁王像などが左右に配された門のことです。
仙台東照宮の随神門には仁王像の代わりに、武士の恰好をした像が左右に配置されています。
もちろん、この随神門も国の重要文化財にも指定されています。

〇唐門
唐門とは 屋根に唐破風がついた門のことで四脚門の一種です。
仙台東照宮の唐門は、両側に続く透塀と合わせて国の重要文化財に指定されています。
扉の中に浮き彫られた鳳凰、麒麟、獅子の装飾は必見です。

〇本殿
そして唐門の奥にあるのが最も神聖とされる場所、本殿です。こちらももちろん国の重要文化財に指定されています。
鷹、天女、龍などの彫刻や、七宝技法を使った辻金具などで有名な建物で、中には徳川家康の像が安置されています。

仙台東照宮で初詣をしよう

仙台東照宮の初詣は毎年多くの人々で賑わいます。
また1月1日の午前8時からは世界平和や国の隆昌を祈念する祭、歳旦祭が開催されます。
開運厄除に家内安全、学業成就に商売繁盛、必勝祈願と、多くの御利益が盛りだくさん。
そして仙台駅から車で約10分というアクセス抜群の立地です。

全てが揃った「仙台東照宮」。お近くにお住みの方は是非、足を運んでみてはいかがでしょうか。


【営業期間】
拝観時間・参拝:終日可能
お守り・御朱印の受付:8:00~17:00
所在地:〒981-0908 宮城県仙台市青葉区東照宮1-6-1
電話:022-234-3247
交通アクセス:(1)JR仙山線「東照宮駅」から徒歩で3分
(2)JR「仙台駅」西口バスプールからバスで15分
仙台市営バス「東照宮一丁目」下車、徒歩すぐ
(3)東北自動車道仙台宮城ICから車で20分

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