column 543. 子育て

雪の観察をお子さんと一緒にしてみては?

2019.02.05

雪の観察をお子さんと一緒にしてみては?

「国境(くにざかい)の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった・・・」。

これは川端康成の小説「雪国」の有名な冒頭の一文。文学に詳しくない方も、一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?
トンネルの中でボーっと列車に乗っていると、突然目の前には真っ白な銀世界。
その情景に見とれてしまった主人公の気持ちが伝わって来ますよね。
とはいっても仙台に住む皆様にとって一面の雪景色は見慣れた光景であり、生活するにあたって「雪」はやっかいな相手かもしれませんね。

.雪とは?改めて知っておこう

空から落ちてきた水の結晶、それが「雪(ゆき)」です。
そんな「雪」が、その結晶の数によって呼び名が変わること、皆様はご存知でしょうか。
数百個ほど多くの結晶がまとまった大きな「綿状の雪」は花のボタンになぞって「ぼたん雪」。略して「ぼた雪」とも言います。
小さい「粉雪などの雪」は「雪片(せっぺん)」。寒すぎる「氷点下での霧雨」を「霧雪(むせつ)」。
ものすごく「小さな氷の結晶」を「細氷(さいひょう)」と言います。これは「ダイヤモンドダスト」として有名ですね。
他にも「霙(みぞれ)」や「霰(あられ)」に「雹(ひょう)」と、「雪」には本当に色々な呼び名があります。

雪は天から送られた手紙

「雪博士」と呼ばれ世界で初めて人工の雪を作ることに成功した科学者の中谷宇吉郎さんは「雪」を「天から送られた手紙」と呼んでいます。
「降ってきた雪」を手にとってよく見ると結晶が目視出来る事がありますよね。
あの結晶は同じように見えて実は一つ一つ全く別の形をしています。
「天然雪の結晶」は過冷却した雲の中で生まれ、水蒸気の過飽和状態にある大気中を成長しながら地上へ落下してきます。
その成長過程によって「雪の結晶」は千差万別の形になります。研究者の方はその「雪」を調べて大気の状態を調べているわけです。
これが「天から送られた手紙」と言われるゆえんです。

雪は自然の芸術作品

私達人間と同じように「二つとして同じもの」はない「雪の結晶」。
ある意味「雪」は自然が生んだ繊細な芸術作品と言えるでしょう。
ちなみに大気の温度が「0度」から「-4度」と「-10度」から「-22度」のときは角板状の結晶、「-4度」から「-10度」と「-22度以下」のときは角柱状の結晶になるといわれています。
そこから、大気中の水蒸気量の違いなどによって、横幅が大きく広がったり、縦に伸びたり縮んだりして、一つ一つが異なる形になっていくそうです。
市販のルーペや顕微鏡でも充分に観察できますから、「雪」と接しやすい環境にいる皆様は、是非一度お子さまと一緒に観察してみてはいかがでしょうか?

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