column 407. 暮らす

閖上の復興が詰まった閖上さいかい市場

2018.03.16

閖上の復興が詰まった閖上さいかい市場

宮城県の沿岸部では各市町村で市場を再開していますが、名取市の閖上地区でも移転して事業を再開した場所があります。
閖上さいかい市場についてご紹介します。

鮮魚店から飲食店、酒造に燃料店などが揃っています

閖上といえば間違いなくイメージがあるのが市場。その朝市からは少し離れた、美田園地区でプレハブを集めて営業しています。
鮮魚店はもちろん、生活の要である食品店、写真屋や釣具店、酒造店に燃料店など昔から閖上で商売をしている人たちがたくさんいらっしゃいます。
飲食店は新規で入った店舗もありますが、閖上名物のお店はほとんど入っています。
海鮮丼や蕎麦屋、中華に油そば屋など目移りしてしまいそうな種類の多さです。
他にも花屋や床屋なども入っており、近隣で生活するには欠かせない店舗がずらりと揃っています。

地域の復興に向けて移転することになっている場所

ただしここは仮設商店街のため、復興計画がまとまった今、美田園地区から閖上地区に移転する店舗が続々と決まっています。
ほとんどの店舗は移転をして新たに閖上でお店を再開しますが、美田園地区でテナントを探すというお店もあるようです。
折角この地区になじんだのだから、移転せずにやっていきたいという思いがあるとのことです。
閖上朝市に実際に店舗を構えているお店もあるので、移転したほうが便利の良い店舗もあるようですが、実はこの仮設商店街は震災の年からずっと美田園地域に寄り添っているため、地域住民としては残してほしいという思いもあるのが現実のところです。

現地再建への思い

元の場所とはいきませんが、商業エリアを固めて再開するという市の計画が最近発表されました。
待ちに待った移転ということですが、それもあと何年かかるか、計画は出ていてもここまで計画時に時間がかっている以上、 実際に計画通りに移転できるかは不透明だと言っていいでしょう。
市のホームページでは閖上の町を再建する計画が出ていますが、他にも商業施設を誘致するという計画になっており、こういった小売店はますます現地再建が難しくなると言えるでしょう。
これからどうやって個人商店を守りながら再建していくかという事は、大きな課題だと言えるでしょう。

 

 

 

 

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