column 305. 買う&売る

マンションの値段の違いとは

2017.08.01

マンションの値段の違いとは

マンションをいくつか比較してみると、他に比べてお手頃な物件に出会うことがあります。
安いということはどこかでコストダウンをしているということ。
きちんと把握せずに購入し、後悔しないようにしましょう。

価格の違いはなぜ出るのか

一般的に新築マンションの価格は、立地、規模、ターゲット層などにより設定されます。
利便性の高い都市部で人気または希少性の高い立地などに建設される高級マンションともなれば、共用部は充実し、外装、内装、各住戸に装備される設備機器類などのハ ード面、多彩なサービスなどソフト面の双方にわたり、それにふさわしい内容となっています。
もちろんそれは販売価格に反映されています。
一方、一般的なファミリーやシングルなどをターゲットにしたマンションでは、購入のしやすさが魅力の一つとなるため、建設コストをなるべく抑え、そ の分価格を抑えて購入しやすくしているマンションもみられます。

わかりやすいのは外装材と内装材

内装材や外装材、設備など目に見える部分にどれだけコストをかけているかは比較的わかりやすい部分です。
例えば外装材ですが、大まかなコスト比較をすると、大きい順に、石、タイル、吹き付け、となりますので、外装で石を使った部分が多ければ多いほど高級仕様であり 、その分建設コストはかかっていると判断できます。
反対に吹き付けの部分が多ければ多いほどその部分でコストを抑えていると考えられます。
内装材も同じように、室内の壁仕上げはビニールクロスが一般的ですが、石やタイルを使用している面積が多ければその分コストが かかっており、販売価格にもそれらのことは反映されていると考えられます。

設備や機器にも注目

キッチンやトイレ、ユニットバスなどの「設備機器」もわかりやすい部分です。
普及品で最低限の機能のあるものを入れていれば、この部分でコストを抑えていると考えられますし、例えばミストサウナや食洗器、オー ブンなど便利な機能を備えていたり、最新型のもの、デザイン性に優れたもの、海外製のものなどを入れている場合はコストがその分かかっており、それらも販売価格に反映されています。
仕上げ材や設備機器は目に見てわかりやすく、コストを抑える仕様になっていても、好みのテイストだったり設備に納得できれば良いの で、高い安いだけで判断せず、まずは様々面から知って検討すると良いでしょう。

 

 

 

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