引っ込み思案な子どもへの対処

もっと色々なことにチャレンジしてほしいと思うのに、「できない」「無理」とすぐに尻込みしてしまう子どもがいます。
どうしてそんな風に思ってしまうのか、またそんな時、親は何ができるのでしょうか。

自分に自信がない

自分はダメだ、無能だと思っていると、なかなか新しいことにチャレンジする勇気は湧いてこないものです。
大人でも、一生懸命取り組んだことが評価されないと、自信を無くしてしまいます。
結果ではなく、子どものがんばりを評価するよう心がけましょう。
また、過去の失敗が子どもの大きなトラウマになっている場合は、タイミングをみて「あの時は残念だったけど、あれだけ頑張 れたのはすごいと思うよ」と伝えてみてはどうでしょうか。
過去は変えられないと言われますが、過去をどのように意味づけしていくのかは今からいくらでも変えていくことができます。

ほめ方に問題があるケースも

ほめて育てているつもりなのに、なぜかうちの子は尻込みしてしまう。
そう感じる場合は、ほめ方が下手な場合が多いようです。たとえば、ほめた後にけなしてしまうこと。
「今回のテストは良かったけど、前はダメだったよね」とか「サッカーは上手になったけど、勉強も頑張ろう」といっ たように言われると、子どもは「今の自分では、まだまだダメなのか」というふうに感じてしまいます。
逆に、子どもが「たいしたことじゃない」と思っていることを大げさにほめるのも、子どもの自尊心を傷つけてしまいます。
自信を育てるには、子どもが「頑張った」と思ったタイミングで惜しみなくほめることが大切です。
子どもの「またチャレンジしたい」という気持ちを育むことにもつながります。

謙虚さと勘違いしている

根拠のない自信を持つより謙虚である方がいい、といったことを時折耳にします。
しかし「やってみなきゃわからない」と色々なことにトライするのは、自信の有無や根拠とは無関係です。
一見謙虚に見える尻込みが、自己評価の低さや卑屈さに繋がらないようにしたいもの。
そもそも子どもが発達の過程で万能感を持つのは正常なことです。
チャレンジして挫折する経験を重ねることによって、子どもたちは自分の個性を知り、課題や目標を設定できるようになります。
逆に、引っ込み思案のままだと、やればできるという根拠のない自信を育て、理想と現実のギャップにつまずく結果を招きかねません。
小さくつまずいて立ち上がる経験の繰り返しが、子どもを強くしていきます。
「成功しても失敗してもいいから、実験だと思ってやってごらん」そんな声掛けも有効です。

 

 

 

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