春の大掃除

大掃除と言えば日本の年末の風物詩のようなもの。
新しい年を綺麗な状態で迎えたいという意味では理にかなっているのではないでしょうか。
しかし大掃除を年に一回しかしないのであれば、お薦めなのは春なのです。
海外では「春」に大掃除をすることが常識になっているほどです。

春の大掃除はもはや常識?

欧米で春に行われる大掃除は「スプリング・クリーニング」と呼ばれていて、一説として、冬に暖炉で薪を燃やして発生した、家中に溜まったススを落とす目的があると言われています。
また、春の大掃除はほかにもたくさんのメリットがあるようです。
・ 暖かい時期に窓を開けて換気をしながら掃除ができる
・ 冬は冷たくて嫌になる水洗いがラクになる
・ 気温が低いと油汚れが落ちにくいが、春は汚れが落ちやすくなる
・ 花粉症や梅雨のカビ対策になる
・ 菌が増殖しやすい梅雨時期に向けて除菌対策になる
など。
この時の土日を利用すれば時間的な余裕もあるので、大掃除も丁寧にすることができるはずです。

特に大事な二つのポイント

実際に春の大掃除をする場合、重点的に行いたいポイントは「窓やサッシ、玄関ドアや網戸などの開口部」と「水回り」のふたつです。
春先は黄砂や花粉のせいで開口部がホコリっぽくなりがち。また、強く明るい日差しで窓ガラスの汚れも目立ちます。
掃除機や細かいブラシでしっかりホコリを取り除いてから、拭き掃除をしましょう。
水回りのニオイやカビ、ぬめりなどは温度や湿度が高くなると急に気になり始めます。
カビや汚れを梅雨の前に一掃すれば夏までの快適さが段違いに良くなるので、春先はまさにベストタイミングといえます。
浴室のカビ取りは、天井、壁、床はもちろん、扉のパッキンや浴槽の裏や下まで徹底的に。
浴室、洗面所やキッチン、洗濯機の下など、家中の排水口もパイプ専用のクリーニング剤でキレイにしておきましょう。
また、冬の間フル稼働したエアコンの掃除や手入れも、春の掃除でやりたい箇所のひとつ。
キッチンは年末の大掃除を済ませていても検討の余地ありです。
毎日どんどん汚れがたまる換気扇やレンジ周り、ガスコンロなどは春にもしっかり掃除しておけば、年末がぐっとラクになります。

梅雨も夏も快適に

春が終わるとやってくるのが梅雨。
春の大掃除のついでに湿気対策や食中毒対策などをしておくと、梅雨から夏にかけても安心して気持ちよく暮らせます。
クローゼットや靴箱には市販の除湿シートや除湿器を設置。
カビの原因となるシミや汚れも同時にチェックしましょう。
押し入れは晴れた日に中のふとんを干しつつ、内側を掃除します。
湿気は下のほうにこもるので、押し入れなら除湿シートや除湿器に加えて簀(す)を敷くのもかなり効果的。
衣類や布団の収納全般に言えることですが、詰めこみ過ぎも湿気がこもる原因となるので、避けるのが鉄則です。
冷蔵庫内の大掃除にも梅雨の前はいいタイミング。
可能な限りパーツをはずして掃除をしたら、中身を入れる前に全体を除菌。夏場に心配な食中毒の予防になります。

 

 

 

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