column 266. 便利にする

暮らしを便利&エコにするディスポーザー

2017.04.28

暮らしを便利&エコにするディスポーザー

マンションの広告などを見ていると、「ディスポーザー標準装備」といったコピーを目にすることもあるかと思います。
でも、ディスポーザーって本当のところ、便利なのでしょうか。
今回は、そんなディスポーザーの最新事情とメリット・デメリットをお伝えします。

そもそもディスポーザーとは

ディスポーザーとは、シンクの流しにそのまま生ゴミを捨てられるようになる装置のことです。
ディスポーザーがあれば、三角コーナーに生ゴミを貯めてから捨てる、という手間がなくなります。排水口につきやすい、ドロドロな汚れが貯まることもありません。
ディスポーザーは、排水口の中に生ゴミを粉砕するミキサーのようなものが入っており、生ゴミを粉砕してそのまま下水に流す仕組みになっています。
くずはもちろん、ある程度堅いものでも粉砕出来るので、魚の骨や頭などもそのまま粉砕して流せます。
生ゴミをそのまま流しても大丈夫なのかという不安を持っている人も多いと思いますが、ディスポーザーが付いているマンションであれば下水に浄化槽というものが完備されており、問題はありません。

ディスポーザーのメリット

第一のメリットは何と言っても生ゴミを直接処理出来るということです。
わざわざ生ゴミをゴミ袋に入れて捨てる必要がないのは大きなメリットです。
ゴミが出たらすぐに排水溝に流すことが出来る。 これは手間の面だけでなく、キッチンの衛生面でもキレイに保ちやすいということでもあります。
また各部屋だけでなく、環境にも良い効果があります。生ゴミの水分含有率は70%を超えると言われていますので、焼却する際には大きなエネルギーが必要です。
ディスポーザーを使うことで生ゴミを焼却する必要がなくなり、ゴミ全体の量を減らし環境にも良い効果が見込まれるのです。

ディスポーザーのデメリット

デメリットもあります。一番のデメリットは、扱い方に注意が必要なことでしょう。
長ネギ、玉ねぎの皮などの繊維質のものをディスポーザーに入れると、繊維が中で絡まってしまい、最悪の場合は詰まってしまいます。
貝殻などの極端に堅いものも、粉砕しきれずに機械を壊してしまう可能性があります。 また、設置を自粛するよう呼びかけている自治体もあります。
粉砕したとはいえ生ゴミを下水道管に垂れ流すのは、下水道管のつまりや破損を招きかねず、自治体によっては自粛要請をしています。
直接流さないタイプのものもあるので、機器の種類や自治体の対応など、よく調べてから導入しましょう。
後から取り付けできるディスポーザーもありますので、どのようなキッチンシステムなら導入できるか、あるいは、自治体では許可されているかを確認してから検討しましょう。

 

 

 

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