column 080. アンケート調査

災害対策!水や食料はどのくらい備えてる?

2016.01.24

災害対策!水や食料はどのくらい備えてる?

私たちは常日頃、ありとあらゆる想定外を予想して様々な蓄えを作る傾向がありますよね。特に、災害時に必要となってくるのが水や食料です。では、いざという時のためには何をどの程度備えておくのが適切だと考えられているのでしょうか。
そこで、東北の方を対象に「災害対策目的」を意識した備蓄についてのアンケートの調査を行いました。

【質問】
東北の方に聞きます!災害対策目的で家に水や食料の備蓄はどのくらい置いていますか?

【回答数】
水も食料も置いている:68
置いていない:16
水は置いている:8
食料は置いている:8  

 

 

備蓄するなら水と食料、両方で安心?

アンケートの結果、「水も食料も置いている」が最も多い結果となりました。
 
 

・地震や津波の被害を受けて災害が身近になって以来、水も食料も置くようになりました。
   (40代/男性/自営業)
・東日本大震災のとき、備蓄しておいた食料が役に立ったので。賞味期限も確かめつつ、決まった場所に保管しています。
   (20代/女性/学生)
・2011年の震災時に断水が長く、水の確保が大変だった。給水所を利用したり飲料水を購入したが、トイレや洗い物など、水が足りなかった経験から、万が一実際の使用時に飲める状態ではなくても水を備蓄している。食料品は、通常の買い置きのようにインスタント食品などを備蓄し、賞味期限前に使い、また買い置きしている。
   (30代/女性/学生)

実際に災害を経験した上での意見が多くみられました。
身近に体験した結果、両方蓄えておこうと痛感したり、備蓄されていた物が役立った事実から、水と食料の両方を備える必要性がうかがえます。
予め決まった場所に保管するという意見はパニックに陥りやすい状況を考えると、混乱を避けるための工夫だと見受けられました。
また、水は飲料水以外の目的でも使用頻度が高いため、飲み水以外にも備えるに越したことはないと実感されているようです。 食料品を常備する場合は、賞味期限前に使用し、買い直すという意見がみられましたが、無駄になる前に利用してしまう選択にも頷けますよね。
 

どちらかあれば…それなら置かなくても?

アンケートの結果、2番目に多いのは「何も置かない」、3番目は同率で「水は置いている」「食料は置いている」の順となりました。

・置かなければいけないと思いながら、現在まで備蓄はしていません。
   (50代/男性/公務員)
・何かしなければいけないという思いは強くあるのだが、どうしても日々の生活に追われてしまって何もしていない。
   (40代/男性/パートアルバイト)
・食料は置いているというよりも食べるものを置いているという感じ。
   (40代/女性/その他専門職)
・まだ災害は起こらないだろうと思っている自分がいる。起きてもどうにかなると思ってしまう。
   (30代/女性/専業主婦)
・以前、一番困ったのが水だったのでストックを置くようにしています! 食べ物はお菓子とかもいっぱいありから意識して置いていませんが、周りでは置いてる家庭が多いです。
   (20代/女性/パートアルバイト)

何も置かないという回答の中には、備えておきたいという意見がいくつか見られ、蓄えの必要性は感じているのではないでしょうか。
災害対策の目的として準備はしていなくても、食べ物自体はあるという点で安心感にも繋がってくるようです。大きな災害は頻繁に起こらないと考えがちで、あれほどの大きな被害が出るとは考えていない方もいるようですね。
また、普段何気なく使用している水道水は、使用出来なくなってから気付くこともあるようで、備えておくものとして意識するのが重要なのかもしれません。

 

現実になってから初めて痛切に感じる!

今回最も多かった水と食料をどちらも備えている方は、全体的に災害の実体験から得た教訓のように見られました。
食料は何かしらあると考えていても、飲料以外での水の確保をするのが大変だと強く感じているようです。用意したい気持ちを持っている方は、少なからずこれまでに起きた災害の影響を受けてではないでしょうか。いつ自分の身に起こるか分からないのが災害ですが、意識していないと忘れがちにもなってしまいます。
日頃から備えておくというのは、現在と未来の安心に繋がるのではないでしょうか。

 

 

 

・調査地域:全国
・調査対象:年齢不問・男女
・調査期間:2015年12月22日~2016年1月5日
・有効回答数:100サンプル

 

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