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不動産売却で黒字を出すコツは?成功者の共通点をご紹介

2023.05.17

不動産売却で黒字を出すコツは?成功者の共通点をご紹介

不動産売却の成功例には、いくつかのパターンが存在します。
もちろん、不動産を良い条件で売るためには、必ず成功例に当てはまっている必要があるというわけではありません。

どういった不動産や状況なら家や土地が高く売れるのかを知っておけば、成功例に近づくための準備や工夫ができるため、不動産売却の成功確率を底上げできるでしょう。
今回は、不動産売却で黒字を出すために知っておくと役立つこと、成功者の共通点をご紹介します。

不動産売却で儲かる人の共通点

●購入後に不動産価格が値上がりした

不動産売却で儲かる人の中で、最も運に左右される成功例が、「不動産を買った後に値上がりした」パターンです。
全国的な少子高齢化や人口減少、新型コロナウイルスなどの影響がある中でも、特に首都圏の不動産価格は上昇を続けています。
人口が多く不動産需要の高いエリア、利便性の高いエリアは数年単位でも物件価格や地価が上がるため、所有している物件の立地条件が良ければ不動産を高額売却できるでしょう。
条件の良い不動産は、購入希望者が多いので、早く売れますし過度な値引きに応じる必要もありません。

●築浅で手放したため高く売れた

買った時よりも高く売れるかどうかは物件次第ですが、築浅物件は中古不動産の中でも高額売却しやすい不動産です。
築年数の浅い物件は、建物の外観・内装・設備が新しく性能も良いため、基本的に高く売れます。
特に、もともと築浅の物件を中古で購入し、何らかの事情から数年で手放す場合、買ったときと同程度の価格で売れることも珍しくはありません。
不動産市場において、新しいこと、清潔感があり経年劣化が少ないことは大きな強みです。
築浅物件を売却するかどうか悩んでいる場合、できるだけ早く売却手続きを進めると良いでしょう。

●高く売ってくれる不動産業者と契約した

不動産の売却価格は、仲介を任せる不動産業者によって変動します。
不動産業者にも営業力や得意分野の違いがあるため、不動産を売るときは、「売りたい物件の売却に強い業者」の見極めが必要不可欠です。
業者選びをおろそかにした結果、悪徳業者に騙されてしまえば、売り主が損をすることになります。
契約する不動産業者は、有名だから、駅前に店舗があるからといった理由で即決せず、必ず見積もりを取って対応をチェックしましょう。

●安易に値引きしなかった

  • 数か月待っているが不動産が中々売れない
  • 買い主から値引きを持ちかけられた

といった状況で、安易に値引きを引き受けるのはおすすめできません。
なぜなら、不動産売却で値引きをすると、売り主の手元に残るお金が減ってしまうからです。
不動産売却において、値引きは物件を売るための最終手段です。
安易に値引きすると元の売却価格には戻せません。
値引きすれば売れるとも限らないので、不動産の値引きは、金額やタイミングを見計らって慎重に行う必要があります。

不動産売却に譲渡損失の特例を利用するメリット

不動産売却に譲渡損失の特例を利用すると、「不動産が高く売れなかったらどうしよう」という不安がなくなります。
もし不動産の売却価格が思っていたよりも安かったり、不動産を売るために値引きすることになったりしても、納税額が減れば、トータルで損をせずに済むからです。
むしろ、譲渡損失の特例という制度を知っていれば、「不動産を早く売りたいから、あえて値引きする」という戦略も取れるようになります。

不動産売却の成功に必要な業者選びのポイント

●相見積もりを取る

不動産業者を選ぶときは、複数の業者から見積もりを取りましょう。
見積もり結果を比較すれば、営業マンの対応が良い業者や説明のわかりやすい業者を判断できます。
比較の対象がないと、相談している業者が信頼できるのか、見積もり結果が適正なのかを判断できません。

ただし、5社10社と大量の相見積もりを頼むと、不動産業者の営業への対応や見積もり結果の確認に手間がかかります。
できれば、3社前後で相見積もりを取りましょう。

●何度か話を聞いてから契約する

不動産業者を選ぶ際は、初回の対面相談で「良い」と感じても即決せず、何回か話を聞いてから契約を結びましょう。
なぜなら、一度の相談で不動産売却に関する疑問や不安を解消したり、売却手続きの流れや手続きを完璧に理解したりするのは難しいからです。
初回の相談でわからなかった部分を2回目以降に詰めていくというかたちにすれば、営業マンの人となりも判断しやすいですし、細かな疑問も解消できます。

●売れないときは業者の変更も検討する

不動産が売れない場合、また不動産業者の対応に納得できない場合は、仲介業者の変更も考えましょう。
不動産売却の各種手数料や税金は、基本的に売買契約が成約したときと物件を引き渡すときに支払います。
売買契約を結ぶ前なら、契約をキャンセルしてもお金はかかりません。
契約した不動産業者と物件の相性が悪く、中々売れないというケースもあるので、不動産業者と契約した後も、評判の良い不動産業者や不動産売却手続きに関する情報を集めましょう。

まとめ

不動産売却の成功者は、購入後に価格が上がった物件を持っていたり、売却価格の高い築浅物件を所有していたり、信頼できる不動産業者と契約したりしています。

その中でも、特に重要なのが物件を良い条件で売ってくれる不動産業者選びです。
物件の立地や築年数は今から変えられるものではありませんが、信頼できる業者は手間や時間をかければ出会えます。
相見積もりを取り、契約するまでに何度か話を聞いて、売れないときは業者の変更も検討し、信頼できる不動産業者とより良い売却結果を目指しましょう。

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