column 558.

問い合わせと内覧を増やす!不動産売却に役立つ物件写真撮影のコツ

2022.03.08

問い合わせと内覧を増やす!不動産売却に役立つ物件写真撮影のコツ

今回は、問い合わせと内覧申し込みの数を増やす上で役に立つ、物件写真撮影のコツをお伝えします。

ただ、大量の不動産広告が出回っている中古不動産市場の中で、自分たちの不動産広告を見てもらうのは決して簡単なことではありません。

そこで今回は、問い合わせと内覧申し込みの数を増やす上で役に立つ、物件写真撮影のコツをお伝えします。

問い合わせ数や内覧数は物件写真で左右される

不動産売却において、問い合わせ数や内覧数を左右するのは物件写真の良し悪しです。
現代の不動産市場では、買い主の多くがスマホやパソコンを使ってネットで物件情報を検索します。
ただ、不動産情報サイト等に掲載されている物件広告はとにかく数が膨大。
写真の質が良くなければ、そもそも物件詳細さえ見てもらえません。

しかし、文章よりも情報量の多い写真があれば、似たような条件の不動産が並んでいて違いがわかりづらい検索結果の一覧画面でも、「四角形でモダンなデザイン」「ガレージ付き」「瓦屋根」といった不動産の特徴を一目で伝えられます。
売却予定の不動産に興味を持ってくれる層へ、適切にアピールする手段として効果的だからこそ、不動産売却では物件写真に力を入れることが大切なのです。

不動産売却に役立つ物件写真撮影のコツ

●晴れた日の昼間に撮影する

外観・内装問わず、不動産の写真は良く晴れた日の昼間に撮影することをおすすめします。
曇っていると物件に影が差して陰鬱な印象になってしまいますし、夕方は日差しの低さから反射や逆光が起きやすく、建物の外観や室内の色が分かりづらくなるため避けた方が無難です。
そもそも、明るい写真と暗い写真を比べた場合、明るい写真の方が目立つという理由もあります。
室内の写真を撮るときも、窓を開けて日光を利用したり、照明を点けたりしてできるだけ明るい状態で撮影しましょう。

●写真が斜めにならないよう意識する

「家全体が傾いて見える」「天井が斜めになっている」など、垂直・水平になっていない写真は見る人に不安定さや違和感を与えてしまいます。
物件写真撮影において重要なのは、伝えたい不動産の情報を素直に伝えることです。
人は、不安定なものや違和感のあるものを好みません。
物件写真に少しの傾きがあるだけで、建物の見た目や室内の間取りではなく、違和感の方に意識が向いてしまうので、不動産の広告写真は垂直・水平の画角で撮るのが基本です。

●物件の共用部や周辺環境も撮る

不動産情報サイトの物件写真を充実させるときは、物件の外観や室内の様子だけでなく、共用部や周辺の様子も撮影しましょう。
買い主の立場からすると、内覧できる物件数には限りがあります。
情報量の少ない不動産は、気に入るかどうかが未知数なので、なかなか内覧の候補に入りません。
掲載写真の種類を増やして、どのような場所かがわかる状態にした方が、買い主に興味を持ってもらいやすいです。

●ターゲットが好むポイントを撮影する

リビングやキッチンなど、一般的な住まいの様子を単に撮影するだけだと、ほかの物件広告と差別化できません。
そこで重要なのが、見せたい部分を強調した写真を撮ることです。
不動産を売り込みたいターゲットの世帯構成や年齢層によって、住居にどういった要素があれば喜ぶのかは異なります。
お子さんがいて日常的にキッチンを使う層を狙うならキッチンの様子を、女性向けなら共用部のきれいさやオートロック・監視カメラの有無を、単身の男性なら近所にある24時間営業のスーパーやコインランドリーの写真を撮ると、売り込みたいターゲットに物件の良さをアピールできるでしょう。

●一眼レフ+広角レンズを利用する

物件写真を撮る場合は、一眼レフカメラと広角レンズの組み合わせをおすすめします。
スマートフォンのカメラも十分高画質ですが、スマホカメラはレンズのサイズが小さいため、暗い場所を明るく撮るのが苦手です。
画質自体も一眼レフの方が優れており、単純に高画質の写真を撮れるというメリットもあります。
また、室内だと壁があって一定以上は下がれないため、通常のレンズだと限られた範囲の写真しか撮れません。
しかし、広角レンズを使えば、同じ位置から部屋全体を写せます。
画角が広いと開放感も生まれますし、一枚の写真で物件や部屋全体の様子を伝えられるので、物件写真を撮るときは使用する機材にもこだわりましょう。

とはいえ、一眼レフや広角レンズを持っている方は限られます。
写真撮影にも技術が必要なので、不動産の広告写真を撮る際は、プロのカメラマンに頼むという選択もおすすめです。

まとめ

インターネットで不動産の情報を検索する現代では、目立たない物件広告を作っても問い合わせや内覧を期待できません。
特に、ネットだと買い主の興味を一目で引けるかどうかで詳細情報の閲覧数が変わってきます。
不動産を売るときは、一眼レフ等の本格的な機材を使い、売り込みたいターゲットに合わせたアピールポイントが伝わる写真を撮って、物件広告を充実させましょう。

 

一覧に戻る

売る

スタッフ紹介

サポート 相続 任意売却 住み替え