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使わない不動産を役立てよう!土地を売らずに活用するアイデア7選

2020.04.03

使わない不動産を役立てよう!土地を売らずに活用するアイデア7選

住まない家・使わない土地は、持っているだけで維持費が出ていく負の資産です。
使う予定がないなら売った方がお得ですが、

日本では、毎年の1月1日時点に不動産を持っている人に対して、固定資産税や都市計画税といった税金の通知が届きます。
固定資産税は、不動産を持っている限り永遠にかかる必要経費のようなものなので、「固定資産税を納めずに土地を持ち続ける」のは不可能です。

広い土地や立地の良い土地だと固定資産税も高いため、何らかの方法で維持費を稼がないと、徐々に資金が目減りしていってしまいます。

使っていない土地を活用して維持費とお小遣いを稼ごう

持っているだけで固定資産税がかかる土地を保有するなら、土地を活用して維持費を稼ぐのがおすすめです。
どの道使っていないものならば、土地活用の手段を駆使して、固定資産税や土地の管理費だけでなくお小遣いも稼ぎましょう。

なお、空き地は、空き物件に比べて活用の幅が広いです。
建物があると、「そのまま貸す」「リフォームして貸す」「更地にして土地活用する」など、使い道が限られてしまいます。
しかし、空き地はそのまま貸すことも、建物を建てられるので、さまざまな方法で運用可能です。

しばらくの間土地を使う予定がないなら、一度は土地活用を考えてみましょう。

土地を手放さずに活用するアイデア7選

●土地を手放さずに活用するアイデア:駐車場にする

土地活用で手っ取り早く現金を稼ぎたい場合におすすめの手段が、駐車場への転用です。

例えば、近隣住民向けに空き地を開放するだけなら、直接契約書等を交わして料金を決め、一定額のお金をもらうだけである程度のお金を稼げます。
また、屋根を作ったり、アスファルトで舗装したりして無人駐車場を構築してしまえば、不特定多数への貸し出しも可能です。

●土地を手放さずに活用するアイデア:太陽光発電の用地にする

広くて開けた場所なら、太陽光発電の用地にするという手もあります。

売電価格は年々下がっていますが、オール電化や電化製品の進歩がある限り、電力発電システムの需要がなくなる可能性は低いでしょう。
太陽光発電業者等に貸してしまえば、自分で管理をする必要もありません。

●土地を手放さずに活用するアイデア:不動産会社や企業へレンタルする

不動産会社や企業へレンタルするのもおすすめです。

飲食店や喫茶店といったビジネス目的の利用は、基本的にレンタル期間が長いため、長期間安定した賃料収入を得られます。

ただし、契約書の内容を作り込んでいないと、契約後に思わぬトラブルへ発展するケースもあるため、注意が必要です。
土地をレンタルする場合は、近隣の不動産業者や弁護士等に相談して、抜け・漏れのない契約書を作りましょう。

●土地を手放さずに活用するアイデア:建物があるなら民泊やゲストハウスとして使う

建物が残っている場合、民泊やゲストハウスといった宿泊施設としての利用も可能です。
定住ではなく一時滞在が主な目的なので、一般的な住居に比べるとリフォームなどの費用も抑えられるでしょう。

ただし、近隣住民へ迷惑をかけないようにする配慮や、日々の消耗品補充といった維持・管理業務が必須です。

●土地を手放さずに活用するアイデア:自治体に貸し出すという手も

家や土地を自治体に貸し出せる場合もあります。

とはいえ、多くの自治体は予算不足で悩んでいるため、レンタル料は想像しているよりも高くはないと考えておいた方が良いでしょう。
地域の活性化や地域住民のために協力したいという思いがあり、タイミング良く自治体から土地利用の要望が出ている場合に使えるアイデアです。

●土地を手放さずに活用するアイデア:リフォーム・リノベーション可能な賃貸として運用

古い建物を、あえてそのまま「自由にリフォーム・リノベーションできる賃貸」として運用する方法もあります。

借り主に内装を一任してしまえば、改装費用は不要です。
ただし、賃貸契約の内容が複雑になるため、「やっぱり売りたいからすぐに出ていって欲しい」といった要求はしづらくなるでしょう。

●土地を手放さずに活用するアイデア:コインランドリーやトランクルームなどを経営する

周辺に競合がいない場合は、コインランドリーやトランクルーム等を設置するのもおすすめです。

多少の初期費用はかかりますが、需要さえあれば放置していてもお金を稼げます。
また、コインランドリーやトランクルームなら、土地が狭くても活用可能です。

まとめ

使う予定のない土地は、持っているだけでお金が出ていきます。

土地を売りたくない場合は、駐車場にしたり、太陽光発電の用地にしたり、企業などに貸し出したりして維持費を稼ぎましょう。

ただ、土地の広さや立地条件、周辺環境によってどれだけ稼げるかは変わってきます。
土地活用についてわからないことがあれば、地元の事情に精通している不動産業者に相談してください。

 

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