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不動産を高く売る秘訣!売却額アップの小技7つ

2019.05.31

秘訣

不動産の売却額は、売り主と買い主の交渉次第。一般的に相場より高く、売れないだろうと思われる物件でも、買い主の納得さえ引き出せれば高額売却が可能です。
ただし、多くの人はそもそも「どうしたら家を高く売れるのか」を知りません。

そこで今回は、不動産を高く売るために売り主が知っておきたい、売却額アップの小技7つをご紹介します。

不動産を高く売るために役立つ7つの小技

●キッチンやドアノブなどの金属部分を磨いてツヤ出しをする

キッチンのシンクやドアノブといった、住宅の金属部分を徹底的に磨き上げると、内覧をしたとき高級感を演出できるのでおすすめです。

人間は、光っているものや動いているものに自然と見てしまう性質を持っています。
人の目は非常に高性能ですが、一部に集中しているときは、意外とその他の部分をきちんと見ていません。
内覧者の目を住宅の金属部分に集中させれば、壁紙や天井、床材などの劣化が目立ちづらくなります。

●視線の向く場所におしゃれな額縁を飾る

ドアの先や部屋に入って真っ先に視線を向ける正面の壁などに、おしゃれな絵画や額縁を飾るのもおすすめです。

不動産の第一印象は、部屋に入ってからの数秒で決まります。
最初に見る場所がおしゃれだと部屋全体が華やいで見えるため、入ったとき自然と見てしまう場所のレイアウトにこだわりましょう。

なお、視線の向きやすい場所がどこかわからない場合は、壁にスポットライトを当て、「見て欲しい場所」を自分で作るという方法もあります。

●レースのカーテンで高級感を演出

家を高く売るためには、高級感の演出が必要不可欠。
不動産の買い主は、「この金額を出す価値がある」と感じるからこそ相場より高いお金を払ってくれます。

古そうに見える家、華やかさを感じない家をわざわざ高く買う人はそういません。
優良な物件であっても、内覧の見せ方次第で売却額は上下してしまうのです。

大切な家を安っぽく見せないコツとして、すぐに実践できるのがレースのカーテンを設置すること。
単色や柄入りのカーテンは光を遮ってしまう上に、室内のデザインやインテリアと合わない場合もあるので、あまりおすすめできません。

かといって、カーテンなしで窓がすべて見えている状態だと、殺風景に見えてしまいます。
レースのカーテンは、適度に光を透かしつつ、華やかな柄で窓を彩ることで高級感を演出できるお手軽アイテムなのです。

また、高級感の演出という点では、カーテンを留める「タッセル」というアイテムを高いものに変えるのも効果的。
太く頑丈なタッセルを使うだけで、レースのカーテンにさらなる高級感を上乗せできます。タッセルなら高いものでも1,000円以下で手に入るため、気軽に試せるのもポイントです。

●ブランドやデザインを統一した家具でホームステージング

不動産売却市場において、生活感のある家は人気がありません。
買い主にとって重要なのは、「自分好みの暮らしができるかどうか」なので、売り主が使っている家具や家電は内覧までに片付けておきましょう。

ただ、何もない部屋は生活感がなさすぎて新生活をイメージできません。
適度に生活感を排除しつつ高級感を出すために、家具や家電をレンタルしてモデルルームのように配置する、ホームステージングを利用するのもおすすめです。

●女性目線で見せたくない場所に目隠しする

一般的に、男性より女性の方が内覧時に細かい部分までチェックします。
細かい部分の掃除が行き届いていなかったり、来客時に見せたくない場所が丸見えになっていたりすると、密かに評価が下がるので注意が必要です。

カーテンや仕切りなどを上手に使い、脱衣所や洗濯機など、来客に見て欲しくない場所を目隠しすることで、女性からの支持を集めましょう。

●近隣マップを用意する

病院や保育園・幼稚園の充実度、公園の使いやすさに夜遅くまで営業しているスーパーの場所など、新しく越してきた人が助かる近隣マップを手作りして、部屋に置いておきましょう。

実際に住んでいる人だからこそわかる地域情報は、不動産サイトなどを見ていてもなかなか手に入りません。
住民のリアルな声や評価を伝えることで、物件やオーナーのことを気に入ってもらえれば、高額売却できる可能性も高まります。

●お土産作戦

内覧者が複数いてもなかなか買い主が決まらない場合は、思い切って内覧者用のお土産を用意してみましょう。
少額のギフトカードやお菓子の詰め合わせなど、もらってうれしいお土産を渡すことで好印象を与えれば、家を買いたいという人が出てくる可能性を底上げできます。

まとめ

不動産の高額売却は、内覧時に「この物件にお金を出す価値がある」と納得してもらうことが重要です。
工夫をしなくても高く売れるのは、一等地にあるごく一部の物件だけなので、あの手この手で物件や売り主の魅力を内覧者に伝えましょう。

ただ、ホームステージングの手配や買い主との交渉など、押さえておくべきポイントはほかにもたくさん存在します。
家を高く売るための戦略や、実践的なテクニックについて興味がある方は、ぜひ当店へご相談ください。

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