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売却前リフォームのメリットは?高額売却を目指すリフォームのコツ

2018.12.05

高額売却を目指すリフォームのコツ

売却前リフォームは、家をきれいにすることで内覧者に好印象を与え、短期売却や高額売却を目指す手段のひとつです。

ただし、売却前リフォームにはお金がかかります。かけたお金を無駄にしないよう、リフォームをするとどのようなメリットがあるのか、またどのようなリフォームを行うのがおすすめなのか、事前に知っておきましょう。

売却前リフォームをするかどうか悩んでいる人、どういったリフォームをすれば良いかわからない人は、ぜひ参考にしてください。

売却前リフォームのメリット

●内覧時に好印象を与えられる

売却前リフォームのメリットは、買い主に好印象を与えられることです。

家を買う人は、物件サイトや不動産業者を使って気になる物件を絞り込み、内覧で物件の見た目や設備を確かめてから買うかどうかを考えます。 古い家と新しい家、汚い家ときれいな家、どちらの方が好印象かはいうまでもないでしょう。

また、不動産の売却では、住宅にマイナスポイントがあればあるほど値引きされやすくなります。リフォームによって見た目もきれいで、一部の設備等が新品になっている住宅は、高値で売り出しても値引きなしで売却できる可能性があるのです。

●物件購入後すぐに住みたい人へ売り込みやすい

リフォーム済みの物件は、掃除もされていますし内装もある程度きれいです。結婚や異動、子どもの出産など大きなイベントに合わせて家を買う人を狙って、広告戦略を立てましょう。

また、簡易的なリフォームなら、「購入後すぐに住みたい人」だけでなく「新居を買ってから自分好みにリフォームしたい人」もターゲットにできます。

マンションリフォームのポイント

●水回りの利便性をアップしよう

マンジョンリフォームを行う場合は、水回りのリフォームに集中しましょう。 トイレ・キッチン・浴室は生活感が出やすく、ついてしまったカビや汚れを落とすのも大変です。とくに、「トイレが新品」であることは、購入希望者への良いアピールになります。

●内装リフォームの基本は万人受けするシンプルさ

フローリングや壁紙の張り替えなどの内装リフォームをするときは、できるだけシンプルなデザインのものを選びましょう。アクセントクロスやちょっと変わった色合い・風合いの内装材は、一見するとおしゃれですが、それが、内覧者の好みに合うとは限りません。

シンプルなデザインの内装材は、万人受けする上に費用が安いのもポイントです。

●最低限のリフォームで費用を抑える

リフォームにお金をかければかけるほど、元を取るために売り出し価格を高くする必要があります。

厚生労働省の資料によると、中古住宅のリフォームにかけたお金の平均額は、「290万円」です。(※1)どれだけ立地や間取りの優れた物件でも、相場より300万円近く高いと売れづらくなってしまうでしょう。

費用を最低限に抑えるのが、賢いリフォームのポイントです。

(※1)平成24年3月中古住宅・リフォームトータルプラン参考資料(データ・制度概要等)
http://www.mlit.go.jp/common/000205796.pdf

●高機能な壁紙や床材を採用する

立地条件の良い物件は、「一部分だけこだわったリフォーム」を採用しましょう。 おすすめは、壁紙や床材のアップグレードです。汚れにくい壁紙や傷のつきづらい床材、子どもがお絵かきしてもひと拭きできれいにできる壁紙など、機能性の高い壁紙・床材は強力なアピールポイントになります。

一戸建てリフォームのポイント

●一戸建てのリフォームは内装より外観が大切

一戸建てを売却前リフォームする場合、内装よりも外観のリフォームにこだわりましょう。 人間の心理には「初頭効果」というものがあり、第一印象が悪いと、その後何を見ても悪い方向に評価してしまいやすいという傾向があります。外観の印象が良くない一戸建ては、それだけで内覧の評価も下がってしまうのです。

外壁や屋根のクリーニングに外壁塗装などを行って、家の見た目をピカピカにしましょう。

●省エネ設備を取り入れると購入希望者を集めやすい

リフォームで高額売却を狙う場合は、省エネ設備の導入をおすすめします。長期優良住宅認定を取得できる住宅は、ローンが組みやすく住宅ローン控除も増えるからです。機能性だけでなく、税制面でも魅力的な物件にすると高く売れるでしょう。

●あえて内装には手をつけないのもおすすめ

一戸建ては、マンションと違って大規模リフォームを禁じる管理規約がないため、リフォームの自由度が広いです。内装リフォームは、買い主の好みに合わなかった場合、「新品だからこそ取り替えるのがもったいない」と思われやすいです。物件の売りやすさを重視するなら、あえて内装には手をつけず、気兼ねなくリフォームできることをアピールするという手もあります。

まとめ

物件の高額売却を目指す売却前リフォームのコツは、地域や購入希望者のニーズに合ったリフォームを行うことです。

ただし、買い主の年齢などによって、効果のあるリフォームやおすすめのリフォームポイントは変わってきます。買い主から見て、魅力的な物件にするリフォームのコツを詳しく知りたい方は、ぜひ当社にご相談ください。

 

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