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【一戸建てを高く売る秘訣!】カーポートの点検方法と料金相場まとめ

2018.03.27

カーポート

自宅にカーポートがある場合、年に1度は全体の掃除と点検を行いましょう。カーポートの多くは、それほど頑丈なものではありません。意外と簡単に壊れてしまうので、定期点検と適度な補修が大切です。

見た目や条件の良くないカーポートを放置していると、住宅の外観が悪くなって買い手がつきにくくなってしまいます。今回は、カーポートの点検方法と料金相場をまとめました。

カーポートが汚い・壊れている家は買い手がつきにくい

一戸建ての売却額は、さまざまな要因によって決まります。なかでも、「家を内覧しに来たときの第一印象」が取引額に与える影響は大きいです。

基本的に、外観が良くない家は内装がどれだけ良くてもなかなか高く売れません。中古の住宅購入を考える人の多くは、「物件にどれだけたくさんのメリットがあるか」よりも「どれだけデメリットやリスクがないか」を大切にするからです。

カーポートの多くは玄関前にあり、一戸建ての外観に影響します。定期的な点検と補修で、カーポートをきれいに保ちましょう。

●カーポートの耐用年数は15~20年前後

カーポートは、一般的に15~20年前後で寿命がきます。アルミや鉄のフレームでポリカーボネート製のパネルを支えているだけなので、耐久性はあまり高くありません。

潮風や紫外線、台風に雪といった地域ごとの特性によっては通常より早く傷んでしまうので、注意が必要です。

カーポートの点検方法と料金相場

カーポートをきれいに保つために必要な点検方法とその料金相場をご紹介します。

●年に1度の清掃を業者に頼むと2~5万円

カーポートの屋根には、雨や雪、風によって飛んできたゴミやホコリが溜まりやすいもの。汚れを放置していると掃除してもきれいに取れなくなってしまうので、少なくとも年に1度は全体の掃除を行いましょう。

また、カーポートには雨どいが付いており、雨どいの清掃も必要になってきます。ただ、カーポートは住宅の屋根と違って、人が登ることを考えた作りになっていません。カーポートに上ると高確率でパネルが壊れてしまいますし、高所での作業になるので危険です。脚立やはしごを使っても良いのですが、安全性を考えると業者に頼むことをおすすめします。

カーポートの清掃を業者に頼んだ場合の相場は、面積にもよりますがおおよそ2~5万円程度です。

●パネル1枚の交換は1万5,000円から

カーポートのパネルは、1枚ずつ交換できます。パネルの代金に工事費がかかるので、1枚あたり1万5,000円程度見ておきましょう。とはいえ、カーポートの形状が独特なもので市販のパネルを流用できなかったり、交換箇所が多かったりする場合は枚数に応じて費用も上がります。

設置してから年数が経っていると、一箇所だけパネルを交換してもすぐに別の場所が壊れてしまうケースがあるので、劣化具合によってはカーポートそのものの交換も考えましょう。

●アルミ枠の交換は2万円から15万円程度

重量の関係で、カーポートのパネルはアルミの枠で支えていることが多いです。アルミは柔らかい金属なので、強風で一定以上の力がかかると凹んだり曲がったりしてしまいます。寒い地域では鉄フレームを使うこともありますが、鉄は錆びて劣化しますし、雪の重量で曲がることもあるので、どちらにしても壊れる可能性は高いです。

交換するのが一部であれば2万円前後で施工できますが、全体的に歪みができている場合はかなりの部分を交換しなければならないので、15万円近くかかることもあります。

カーポート全体の交換は15万円から

カーポート全体が経年劣化していたり、ちょっとした補修では対応できなかったりする場合はカーポートの交換が必要です。取り替え費用の相場は、サイズやこだわりによって料金が変わってきます。安いものなら15万円で対応できますが、高いものになると60万円以上かかることも。

基本的には、カーポートを設置してから15年以上経っているならカーポートの交換を考えましょう。もしも支柱が腐食していれば、急な大雨や積雪で柱が折れ、車を傷つけたり人を怪我させたりする可能性もあるのです。

カーポートにあまりお金を出せないという人は、思い切ってカーポートを撤去してしまっても良いでしょう。

●カーポートの撤去は2万円前後

カーポートの撤去は、大体2万円で依頼可能です。カーポート自体はあまり頑丈なものではないので、新しいカーポートを買って設置するより撤去した方が安く済むケースも少なくありません。

まとめ

カーポートは、内覧時に必ず目にする場所にも関わらず、あまり気を使って点検している人が少ない設備です。パネルが壊れていたり汚れていたりすると家の買い手がつかないため、年に1度は清掃して壊れている箇所を補修しましょう。業者の質はピンキリなので、信頼できる不動産会社を通じて施工業者を探すことをおすすめします。

 

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