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【一戸建てを高く売る秘訣!】壁紙クロスのメンテナンス方法と料金相場まとめ

2018.03.26

壁紙クロス

一戸建てを高く売る秘訣として、ぜひともおすすめしたいのが壁紙クロスのメンテナンス。壁紙クロスの汚れや劣化、染み付いた生活臭などを放置していると、部屋全体の印象が悪化してしまうのです。

今回は、壁紙クロスをきれいに保つために役立つメンテナンス方法と、壁紙クロスのメンテナンスを業者に依頼する場合の料金相場について解説します。

一戸建てを高く売るために壁紙クロスをメンテナンスしよう

まずは、メンテナンスの必要性から押さえていきましょう。

●壁紙クロスはメンテナンスしないとすぐに劣化する

壁材の上に貼り、建材を湿気や臭いから守るのが壁紙クロスの役目です。紫外線や湿気、料理の油汚れにタバコの煙、子どもの落書きなどさまざまな原因で汚れていく壁紙クロスは、適度にメンテナンスしていないとすぐに劣化してしまいます。

何より、壁紙クロスが汚れていると内覧時に部屋が汚く見えてしまうのです。汚い家を買ってくれるのは、自分たちで内装をリノベーションしたいという層だけ。一戸建ての高額売却を狙っているなら、壁紙クロスも欠かさずにメンテナンスするべきです。

●埃の放置や湿気によってカビが生えるとアレルギー等の問題も

「部屋の奥にある壁紙クロスなら、普段触ることもないし大して汚れないのでは?」と思う人もいます。

ただ、たとえ直射日光が当たらず、キッチンから離れていて手で触れていなくても、壁紙クロスは劣化するのです。もっともよくあるパターンは、掃除をサボった結果壁紙クロスに埃などの汚れが付着し、その埃が湿気を吸い込んで壁紙クロスがよれてしまうというパターン。

また、窓際など比較的湿気が多い場所の壁紙クロスをメンテナンスせずに放置していると、結露と湿気によってカビが生え、アレルギーなどの問題が出てしまうこともあるのです。

壁紙クロスのメンテナンスは、見た目だけではなく健康的な生活環境の維持にも役立ちます。

●見た目だけじゃない!壁紙クロスに染み付いた生活臭のデメリット

他人の家に入ったとき、「独特の臭い」を感じるという人は多いでしょう。臭いに対する好みは人それぞれ違います。内覧に来た人が苦手な臭いだった場合、間取りや金額がライバル物件より好条件でも「購入はやめておこう」となってしまうのです。

中古の一戸建て購入を考える際、生活感や生活臭はあればあるほど成約を遠ざけてしまいます。ただ、住宅内という密閉空間で生活している以上、部屋に生活臭がつくことは避けられません。生活臭の多くは壁紙クロスに染み付くので、定期的に壁紙クロスを貼り替えることをおすすめします。

壁紙クロスのメンテナンス方法

続いて、自分でできるものから業者に頼るべきものまで、壁紙クロスのメンテナンス方法を見ていきましょう。

●基本は掃除

一般住宅の壁紙クロスは、ほとんどがビニール製。水をはじくので、硬く絞った濡れ雑巾やスポンジ、はたきなどで汚れや埃は落とせます。

●ひどい汚れやタバコの黄ばみなどはアルカリ性洗剤で落とす

濡れ雑巾などで落とせない汚れ、子どもの落書き跡、タバコの黄ばみなどは、市販のアルカリ性洗剤を使って落としましょう。コツは、洗剤を一度にたくさん使わないこと。広い面積に洗剤をつけると、液だれなどによって汚れの落ちがバラついてしまいます。

●布壁・しっくい・砂壁の場合は水拭き厳禁

壁紙クロスに軽く水をつけてみて、弾かない場合は布壁や漆喰など、水気に弱い壁または壁紙クロスである場合が多いです。水拭きをすると湿気を含んで傷んでしまうので、乾拭きで対処しましょう。

●カビが生えている場合は掃除機+掃除で対処

壁紙クロスにカビが生えていたら、掃除機でカビを吸い取り、たわしなどで優しくこすり落とします。

●端の浮いた壁紙クロスはのりで応急処置をしても良い

壁紙クロスの端が浮いている場合、可能であればボンドやのりで貼り付けても構いません。もし、浮いている壁紙が硬くなっているなら、壁紙クロスそのものが劣化しているので貼り替えが必要です。

●5~10年経った壁紙クロスは貼り替えがおすすめ

壁紙クロスは、丁寧に使うと20年以上保つ場合もあります。ただ、一般的にはおおよそ5~10年が製品の寿命です。頻繁に貼り替える必要はありませんが、汚れがひどい場合や黄ばみなどが落ちない場合は、貼り替えを行いましょう。

壁紙クロスのメンテナンスに必要な料金相場

掃除で対応できない汚れや臭い、劣化がある場合は壁紙クロスの貼り替えをおすすめします。料金は1m2あたり1,500円前後。1畳につき1~2万円かかる計算です。

まとめ

壁紙クロスは、丁寧に掃除して臭いや汚れを除去しましょう。きれいな壁紙クロスは内覧時に好印象を与えるので、売却価格や売買の成約にも影響します。ただし、経年劣化は避けられないので、必要に応じて壁紙クロスの貼り替えが必要です。生活臭の有無は、自分だとなかなか気づけません。不動産会社の担当者の意見を参考にして、壁紙クロスの貼り替えどきを見極めましょう。

 

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