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【一戸建てを高く売る秘訣!】排水管のメンテナンスと料金相場まとめ

2018.03.23

排水管

一戸建てを高額売却したいなら、査定の前に排水管のメンテナンスをしておきましょう。排水管はそう簡単に壊れるものではありませんが、普段なかなかメンテナンスをしない場所だけに長年の利用で汚れが溜まっているケースも少なくありません。排水管に問題があって臭いがしたり詰まったりしている家は、どれだけおしゃれでも高くは売れないのです。

今回は、一戸建ての排水管メンテナンスについてまとめました。

見落としがちな排水管のメンテナンス

一戸建ての場合、台所や洗面所、浴室にトイレといった生活排水はすべて排水管を通って下水へ流れるように造られています。食器を洗ったときの油汚れや排水トラップで除去しきれなかった髪の毛等が排水管に溜まると、いずれは排水管が詰まって水が流れなくなってしまいます。

排水管は汚水を流すだけの単純な設備ですし、管そのものも地面に埋まっていて風雨にさらされることもないため、多くの人は問題が出るまでノーメンテナンスで利用しています。場合によっては、家を買ってから10年、20年ずっとメンテナンスをしたことがないという人もいるでしょう。

しかし、長年生活していれば排水管には確実に汚れが溜まります。気づかないうちに、実は新築したときよりトイレの流れが悪くなっていたり、排水設備が劣化していたりする可能性は十分にあるのです。

●一戸建てを売るまえに排水管のメンテナンスをしよう

一戸建ての売却を考えているなら、家を売る前に排水管をメンテナンスしておきましょう。家の売却額を左右する条件はいくつもありますが、基本的に家を売るときは「問題点がないこと」が重要になってくるからです。中古の住宅を購入する人は、必ずいくつかの物件を比較しながら検討します。「素敵な部分もあるけど下水の臭いがする家」より、「特別な強みはないけど問題点がなく、暮らしやすそうな家」の方が買い手の検討が進みやすいのです。たとえリフォームずみのきれいな家であっても、排水口から悪臭がしていれば高額売却は狙えません。

家を売る時点でまったく問題が起きていないなら、無理にメンテナンスする必要はありませんが、ある程度の年数住んだ家を手放すときは排水管のメンテナンスを行い、不安要素をなくしておいた方が良いでしょう。

排水管のメンテナンス方法

排水管のメンテナンス方法は、大きく分けると、

・自分で行う
・業者に頼む

のどちらかになります。それぞれどのような方法でメンテナンスをするのかご紹介しましょう。

●市販の洗浄剤や高圧洗浄機を使う

排水管のメンテナンスを自分で行う場合、市販されているパイプクリーナーや高圧洗浄機等を使って排水管の汚れを落とします。簡単な汚れ程度であれば、市販のアイテムで十分です。家をきれいに保ちたい人は、定期的に洗浄剤を使いましょう。

しかし、完全に排水管が詰まっていたり、排水管の奥のほうに詰まりがあったりする場合、パイプクリーナーや高圧洗浄機では届かない場合もあります。

●業者に頼んで清掃してもらう

排水管のメンテナンスを業者に依頼するメリットは、自分では対応できないトラブルにも対処してもらえることです。業務用の洗浄剤や高圧洗浄機なら排水管の奥まできれいに掃除できますし、老朽化した排水管の交換、排水枡の清掃等も任せられます。

設備が老朽化している場合、清掃だけで済ませるとまたすぐに水漏れや詰まりといったトラブルになる可能性が高いです。築5年以上で一度も排水管のメンテナンスをしたことがないという人は、最初から業者に頼んでしまうことをおすすめします。

排水管のメンテナンスはいくらかかる?気になる料金相場まとめ

排水管のメンテナンスにかかる料金について、解説します。

●業者に頼む場合排水管の流れや場所によって金額は変わる

排水管のメンテナンスは、排水管の長さや必要な作業の数によって変わります。詰まってしまったトイレの排水管を清掃する場合と、家中の排水管すべてを清掃する場合では料金が違って当然です。

そのため、多くの業者では「○○の排水管洗浄ならいくら」「排水管1mあたりいくら」という料金設定をしています。

●相場は2万円から5万円

いくつかの業者を調べてみた結果、一般的な排水管清掃の料金相場は「2万円から5万円」という結果になりました。とはいえ、家のサイズや必要なメンテナンスの規模に応じて相場より高くなることもあれば安くなることもあるので、あくまでも目安です。実際にいくらかかるかは家や汚れ具合によって違うので、排水管のメンテナンスを依頼するときは必ず見積もりを取りましょう。

まとめ

高く売れる家とは、弱点や問題点がない家です。排水管はトラブルが発生しづらく、普段なかなか定期的にメンテナンスしない場所なので、気づかない内に流れが悪くなっているケースも少なくありません。長年住んだ家なら老朽化の問題もあります。家を売るまえに、排水管のメンテナンスを業者に頼みましょう。

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