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乾燥シーズンは干し野菜作りが最適!

2016.12.08

乾燥シーズンは干し野菜作りが最適!

秋から冬にかけて、空気が一番乾燥するこの季節。
特に仙台は山越えしてきた季節風の影響で、晴天は多いものの東北の中でも特に乾燥しやすい地域です。
乾燥で喉がやられたり、肌がカサカサしたり、髪がパサついたりといいことなしに思われがちですが、この乾燥した空気が、干し野菜づくりには最適なのです。

冷蔵庫に使い切れず眠っている野菜はありませんか?

野菜が高騰しているこの頃。
せっかく高いお金を出して野菜をかっても使い切れなければもったいないですよね。茹でて冷凍庫に保存するのも一つの方法ですが、もっといい方法があります。

それは、干し野菜にして保存すること!

干し野菜とは、その名の通り、干した野菜のこと。
干すことで旨味がギュッと凝縮されるだけでなく、栄養価が高まるのが特徴。しかも、皮ごと干し野菜にすることができるので、ムダもなし。
干すだけなので、ズボラさんにも簡単に作ることができるのも魅力です。

早速作ってみよう

作り方はとっても簡単!野菜を切って干すだけです。

■適した野菜とは
干し野菜に適したもの
・ニンニク
・生姜
・三つ葉・ネギ・パセリ
・きのこ類
・芋

セミドライでもOKなもの
・トマト
・カブ
・レンコン
・キャベツ
・人参大根
・なす
・セロリ
・パプリカ
・玉ねぎ
・きゅうり
・小松菜
・かぼちゃ

冷蔵庫に残りがちな野菜は、ほとんど干し野菜にすることができますよ。

■切る
野菜を洗ってしっかり水気をきります。
切り方はお好みの切り方で大丈夫ですが、切り口が大きく、薄いほうが乾燥しやすいので、始めは薄めの輪切りにするのがおすすめです。
切り干し大根のように干すとサイズが小さくなるので、使うサイズよりも野菜は大きめに切ったほうがいいです。

■干す
ザルや網のような通気性のよいものを用意し、その上に、重ならないように野菜を並べます。
干す場所は、日当たりがよく、風通しのいいところ。室外のほこりが気になるという方は、室内の窓辺でも大丈夫です。

晴天の日であれば、日中10時〜15時くらいまで。布団を干す時間帯と同じがベストです。
日当たりが悪くなる夕方から朝にかけては、室内の風通しの良い場所に移動させてください。

季節的には空気が乾燥しやすい秋〜冬がベスト。
他の季節も干し野菜はできますが、梅雨の時期だけはカビが生えやすいので避けましょう。

セミドライ乾燥は一日程度。しっかりと乾燥させたいなら3日程度乾燥させるのがおすすめです。
出来上がりは、野菜がしんなりしてきて、シワシワになった時。これを目安にしてください。

■保存する
セミドライ野菜の保存は、冷蔵庫で1週間程度、しっかり乾燥させた野菜の保存は1ヶ月が目安です。
密閉できる容器やチャック式袋での保存がおすすめです。中身が見える状態で小分けにして、日時を書いておくと、保存状態がチェックしやすいですね。

おやつに最適!干し野菜チップス

レシピ

【材料】
干した野菜ならなんでもOK
揚げ油


【手順】
干し野菜を油で揚げ、お好みで塩をふる
干し野菜を使った野菜チップスには、揚げる際に油ハネがないのがメリット。しかも野菜には旨味がギュッと凝縮されているから、味が濃いのが特徴です。水分が少なくすぐ揚がるので、焦げないように注意しましょう。

セミドライは、水で戻す必要もなく、干す前の生の状態と同じように調理が可能なので、誰でも簡単に使えます。

例えば、セミドライのナスを使ったパスタは、ナスに油が染み込みにくいので、さっぱりと仕上がります。
セミドライの野菜を使ったマリネは、水っぽさもなくシャキシャキとした食感なのに、生野菜と同じ風味を出すことができます。
日持ちもするので、常備食としても活用できるので便利です。

使う野菜や、調理法もマンネリになりがちですが、干し野菜を作ることで、野菜を余すこと無く利用できるし、野菜の食感や味のアレンジもできて一石二鳥。

手軽にできるので、今年の冬は干し野菜にチャレンジしてみてください。

 

 

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