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アレルギーと住環境

2016.03.20

アレルギーと住環境

 子どもがなんだか咳をしているなと思い受診したら喘息だった。ダニ、ハウスダストのアレルギー反応もある。毎日お掃除してるのに…とショックを受けてしまうという人は少なくないかもしれません。埃やダニはアレルギーの大敵。お子さんがアレルギーとわかったら、少しだけ生活や住環境を見直してみましょう。

掃除のコツとタイミング

 掃除機は毎日マメにかけてます!なのに咳が出たりします…という場合、掃除の仕方を見直してみましょう。
理想は拭き掃除ですが、毎日ではちょっと大変。普段のやり方をちょっと意識するだけで効率的にお掃除ができますよ。 掃除のポイントは、静かに積もっている埃を舞い上げないように取り去ること。そのためのお勧めのタイミングは、家族が起きてくる前の「朝起きてすぐ」です。
せっかく静置している埃を巻き上げないために、フローリングなら、まずは拭き掃除から始めましょう。市販の紙ワイパーなどで床をぬぐうだけでOK。これだけで掃除がずいぶんと楽になります。
掃除機は排気で室内の埃を巻き上げてしまいます。キレイにしているつもりが室内のほこりが舞い上がり、かえって空気を汚してしまうことも。きれいな空気を保つためにも、掃除機をかける時は必ず換気をしてください。換気は窓やドアを二か所以上開けて風の通り道をつくり効率よく行います。掃除機の排気口からも埃は出てしまいますので、掃除機の排気をお子さんにあてないように気を付けます。
掃除機の排気口を、開けた窓に向けてできるだけ室内に吐き出さないように工夫したり、ごみパック取り換える頻度を上げるなど、掃除機自体を清潔に保つように心がけましょう。

住環境を見直す

 布製品は埃を誘うのできるだけ避けるようにします。カーテンはこまめに洗濯するのが一番。フローリングに毛足の長い敷物は避けたいですが、床の冷たさが気になる場合はコルクマットもおすすめです。
ソファは布製のものよりも表面が滑らかな素材のもの。ぬいぐるみは数を増やさずこまめに洗う。可愛さには少し欠けてしまうかもしれませんが、アレルギーを考えたスムース素材でできたぬいぐるみもあります。 案外侮れないのが埃を立てない生活動作です。布団の上げ下ろしの際に、かなりほこりが舞い上がります。窓を開け換気をしながら上げ下ろしを行い、就寝1時間前には布団を敷く。
畳でもベッドでも意識して布団を静かに取り扱うだけでもずいぶんと違います。寝具を干したら掃除機をかけるのもお忘れなく。布団をバンバンたたくのはNGです。表面のゴミや埃をブラシなどで落とす程度でOKです。 そして強い味方が空気清浄機。ただしフィルター交換などのお手入れをこまめに行うことが大切です。 もし家族に喫煙者がいる場合は禁煙してもらうことが望ましいです。たとえホタル族で外で喫煙していたとしても、たばこの影響は3割程度しか減らせないと言われています。
本人を始め、家族の健康のために禁煙にトライしてもらえるのがベストですね。

 生活の仕方や住環境を見直してみるだけでも、随分とアレルギー対策はできます。一度にあれもこれもとやらなくても、できるところから取り入れて、アレルギーの改善に向けて実践してみてくださいね。  

 

 

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