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住宅購入失敗談~和室と畳コーナー~

2016.03.20

住宅購入失敗談~和室と畳コーナー~

 賃貸のアパートやマンションにも畳のお部屋があることが多いです。やはり日本人のくつろぎのスペースには畳がつきものなのでしょう。しかし、最近の畳のある部屋が和室に限られず、畳のあるコーナーとして取り入れられています。畳の形も長方形の物の他に正方形まであります。そんな今どきの和室にはどんな配慮が必要なのか考えてみましょう。

フローリングから畳へ

 どうしても床に直接ゴロゴロするスペースが欲しくてフローリングの上に畳を置くことにしたら、2センチほどの段差ができてよくつまずいてしまうなんてことも。
実は畳の厚さぐらいの段差が一番つまずきやすく、住宅内での怪我の原因になっています。できれば畳の部屋として床をすっかり張り替えてしまった方が良いのですが、本格的な厚みの畳を選ぶと床自体の高さを低くするために構造体までいじるなんてことは大変です。
マンションでは手を加えられない躯体工事になったりするとできないこともあります。畳をただ置くだけというわけにはいかないので、業者さんに問い合わせてみましょう。

床の間より収納


 本来の和室の作りですと床の間や書院床柱や長押の土壁仕様。とっても奥ゆかしい気持ちになりますがメンテナンスが大変で、普段から使わない部屋になってしまいそうです。せっかく作る和室なら家族がくつろげる部屋として考えてみましょう。そこで床の間については掛け軸や生け花といったものを飾る習慣がないなら思い切って収納に作り変えると、客布団や冬にだけ必要なおこたつ布団なんかも収納できるのは便利です。  

リビング内の畳コーナー

 和室をつくらない代わりにリビングの隅に畳コーナーを設けることも。小さなお子さんがいるとその畳コーナーでおもちゃを広げて遊んだり、お昼寝させたりしやすいかもしれませんね。でも、突然のお客様をリビングにご案内したいときにごちゃごちゃしたコーナーを隠したくなります。そこに目隠しになる引き戸が付いていたらとっても便利です。客間としての広さがなくてもお布団が敷けるスペースであれば、お客様に泊まっていただける計画も立てられますね。  

照明器具もモダンに


 リビング内の畳コーナーにも照明をつける場合、そこだけ和風のデザインを意識するのもいいですがリビングとのつながりがあると更にベスト。今は照明器具のデザインが豊富です。LED照明にすれば薄型のシーリングが多くなっているので天井がとってもすっきり見えます。純和風より洋和室としてのしつらえの部屋でもダウンライトの計画が多くなっています。照明器具にも和風洋風の決まりはなく、自分好みのインテリアとして選択してみましょう。

 近年は、フローリング生活の文化で家具の選択やインテリアに洋風のものが多くありますが、例えば旅行などに行った時、宿泊先の部屋が畳だと落ち着きます。やはり、畳は落ち着くのが日本人のDNAなのかもしれません。組み畳を利用するなどして、手軽に日本の畳文化を生活に取り入れて見ても良いかもしれませんね。
今は湯たんぽの種類も沢山あり、お湯を使う昔ながらの金属製、陶器、充電式のゴム製タイプ。カバーもいろいろな生地と柄があり、好みのものを見つけて楽しむこともできますね。  

 

 

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