マンションを買うなら対策必須!騒音トラブルの良くある原因と対処法
本記事では、騒音トラブルを起こさず、起こされないようにするためのポイントをお伝えします。
2024.05.15
住宅を購入するタイミングは人それぞれですが、設備や構造が経年劣化のため故障や破損があり日常の生活が不便になってくると新しい住居を検討することも。そこで重要視することは快適な住まいですね。
では、快適とはどういうことでしょうか?日当たりの良い立地に風通りの良い間取り、最新の家電製品に囲まれた利便性の良い暮らしも「快適」なイメージです。でも、いざ購入しようと候補物件を見るうちに通勤圏内なのか?利便性は?住宅の価格は?などと検討する項目が多くて、一体何を優先すべきかわからなくなってしまうこともあります。
そこで、失敗談を参考に、より快適な生活を目指しましょう。
アパートやマンションでは味わえなかった吹き抜けリビングに憧れて、リビングの天井が二階まで吹き抜けている住宅を選択。南側には日が差しこむ大きな窓があり開放感のある空間。こんな住まいに憧れるという人も多いのではないでしょうか。
しかし、どうしても空間が大きい分、冬は寒さが伴います。大きな窓には耐熱性能を高める断熱材が入っていないので、冷気も熱気も直接伝わってきます。広々とした吹き抜けのある空間は、基本的に冬は温まりにくく、大きな窓は夏の日差しのために暑くなりがち。
暖房設備の充実や窓には大きなカーテンやブラインドの設置など、住み始めてからのランニングコストまで検討が必要です。
都会になるほど土地の広さに制限が多く、上へ建物を伸ばした三階建てやロフトといった空間を計画することもあります。
このロフト、当初は子供たちが秘密基地の様に喜んで上りますが、居室ほど広い空間は取れないのでどうしてもごちゃごちゃなりがち。さらに夏の暑い時期になると暑さが上に籠るようになるので、冷房無しではいられない。
冬になると扉のないロフト空間も暖房しないと居室が温まらなくなり効率が悪い。結果、ロフトから荷物の出し入れが少なくなり物置状態に。ロフトのある物件を選ぶ際には冷暖房の効率と機能性を考えてみてください。
子供の成長と共に個室を準備してあげようと住宅を検討。子供部屋が北側の日が届かない暗い部屋なんてよくないと思い、南側にある家にするという方も多いと思います。南側に居室があることばかりに重点を置いたので、寝室も子供部屋も南面に一列になり真ん中の部屋には窓が一つのみ。この部屋は夏には熱がこもり、冬は換気しにくい風通しの悪い部屋になってしまいました。
住宅全体も風の流れが悪いと耐久性も良くありませんし、人体に及ぼす影響も考えられます。一つのことだけに集中せず、いろいろな面から検討する必要があります。
日本は四季のある国なので寒さ暑さに対応できる住宅に住むのが一番快適です。現代は家電製品や新築工事の段階から計画できる、建物と一体になる冷暖房設備も発達しています。ランニングコストとイニシャルコストのかけ方も、その後の住まい方でよりお得な選択をしていけるように工夫しましょう。
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